来年は逆金融相場か?時価会計でないとはいえFRBは事実上の債務超過 | 石原順の日々の泡 ーFX・株式・債券・海外先物市場展望ー

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通貨供給量を増やしすぎた結果としての株高の反動から、来年は「逆金融相場」になりそうです。

 

反ウォール街・反軍産複合体のトランプは、あえて金融危機を放置する可能性(株安はFRBと民主党のせいにする)もあります。ウォール街は民主党ですから。

 

 

 

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●ドル/円(15分足)

出所:楽天MT4

 

 

 

●ドル/円(日足)

 

 

 

●連邦準備銀行の総資産 4兆1000億ドル

 

 

 

●米国の連邦債務(対GDP比)

 

 

出所:セントルイス連銀

 

 

 

連邦債務のGDP比100%超えで金融抑圧政策が続く

 

 

 

 

 

FRB資産に665億ドルの含み損、トランプ氏が攻撃材料にする恐れ

 

(ブルームバーグ 2018年12月13日 )


  米連邦準備制度理事会(FRB)が抱える4兆1000億ドル(約465兆円)規模の債券ポートフォリオで、未実現の損失が積み上がっている。独立した中央銀行にとって政治的に穏やかではない空気が漂う中、その財政の健全性が問われるリスクがある。

  最新の四半期報告によれば、FRB保有証券の含み損は9月30日の時価基準で665億ドルだった。純資産の391億ドルを大きく上回る事実上の債務超過であり、普通の企業であれば財務の脆弱(ぜいじゃく)性として受け止められるのは間違いない。

  当然ながら、FRBは普通の銀行とは異なり、保有資産を時価会計で処理しない。従って当局者らは理論上の損失が持つ意味を重視せず、「特異な非営利機関」として金融政策を運営、もしくは財務省に利益を納付する能力に影響はないと主張する。実際にFRBは今年1-9月、516億ドル以上を財務省に納付した。

  それでもトランプ大統領が、中国という貿易戦争の敵よりFRBの方が大きな問題だと批判する現状において、FRBの財政悪化という認識が広がるのであれば、議会や国民に対する立場を悪くするリスクがある。

  ケビン・ウォーシュ元FRB理事は「中央銀行が債務超過になっても、理論上は問題にならない」と指摘する。「しかし実際には、信頼性というFRB最強の資産が目減りするリスクを冒す」と電子メールでコメントした。

  FRBはバランスシートの将来を議論し始めたばかりであり、含み損は量的緩和やそれを支える枠組みを批判する向きに、攻撃材料を与えることにもなり得る。表面上とは言っても赤字になっていることは、将来に景気が悪化した際に当局が量的緩和を再開するのを、政治的に一層困難にする恐れがある。


 

 

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