ドル相場にご用心 | 石原順の日々の泡 ーFX・株式・債券・海外先物市場展望ー

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昨日公表されたFOMC議事録では、景気見通しが下方修正されイエレンなどの一部メンバーがデフレリスクに言及していたことが判明しました。


今週の相場は米企業決算の好調を囃して株も元気ですが、いずれにせよ、米国の出口(利上げ)は遠い先のこととなりつつあり、低金利政策とミックスされる通貨政策はドル安しかありません。(マサチューセッツ・アベニュー・モデル参照)


過去のデータをみると、ドルが持続的に買われる局面は他国に比較してドル金利が高いか、金利先高感があるときだけです。今後、米中間選挙にむけてドル安バイアスが強まってくるでしょう。


表をクリックすると大きく表示されます


<マサチューセッツ・アベニュー・モデル>

石原順の日々の泡

(マンデルとフレミングによって開発された【マサチューセッツ・アベニュー・モデル】のポリシーミックスには以下の8通りのパターンがあるが、表の5~8は持続不可能なポリシーミックスなので、現実的に持続可能な政策は1~4である)



売られすぎの反動と株高で米10年国債金利はリバウンド相場(金利高)となっていますが、トレンド相場ではなくあくまで修正高の範疇です。


現在、ドルインデックスはドル安、ユーロインデックスはユーロ高というトレンド相場となっています。一番難しいのは円相場で、最近私はクロス円には手を出していません。


この1~2週間は株とユーロが上昇基調にあり、クロス円は下がりにくくなっています。結果、ドル/円も下値が堅いですが、どこかに落とし穴があるような気がしています。爆弾は中国情勢ではないでしょうか?


ところで、中国の不動産規制でチャイナマネーがシンガポールに流入し、シンガポールの不動産は最高値を更新との噂です。バブルにはいろんなバブルがありますが、不動産バブルほど怖いものはありません。不動産バブルが崩壊すると銀行が死に体となるからです。


過ぎたるは及ばざるがごとし・・・みなさん、腹八分目で相場とお付き合いしましょう!


(石原順)



チャートをクリックすると大きく表示されます。


米10年国債金利(日足)

上段:14日ADX

中段:21日ボリンジャーバンド1σ

下段:26日標準偏差ボラティリティ

石原順の日々の泡

(出所:ストックチャートドットコム)


ドルインデックス(日足)

上段:14日ADX

中段:21日ボリンジャーバンド1σ

下段:26日標準偏差ボラティリティ

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(出所:ストックチャートドットコム)


ユーロインデックス(日足)

上段:14日ADX

中段:21日ボリンジャーバンド1σ

下段:26日標準偏差ボラティリティ

石原順の日々の泡

(出所:ストックチャートドットコム)


円インデックス(日足)

上段:14日ADX

中段:21日ボリンジャーバンド1σ

下段:26日標準偏差ボラティリティ

石原順の日々の泡

(出所:ストックチャートドットコム)



※当ブログは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。


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