八重山古典民謡コンクールの
日程、受験者数、審査番号が決まりました
コンクール当日まであと、45日ほど。
コンクール期間は
「過去に書いたコンクールブログ」のアクセスが、急増します
コンクール合格のために
試行錯誤している方が多いのかもしれません
過去のブログ一覧(写真です)↓
という事で今回は
合格のための
最大の課題を、当教室の話を交えながら書きます
私は指導者です。受験する訳ではないのですが
コンクール申し込み、審査番号が決まると
ワクワク感と緊張感が増します
今年は
山本恭照研究所から3人が受験します
- 新人賞2人(石垣島在住1人、県外オンライン1人)
- 優秀賞1人(県外オンライン1人)
今回の審査番号抽選会↓
全体では八重山地方以外の受験者が
70%。
当教室も同じ状況で島在住1人、県外2人。
最近は、島在住の受験者のほうが少ない傾向にあります
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昨年のコンクール。
当教室の受験者たちは、
コンクールに受かるにふさわしい技量を持っていましたが、、、
受験当日は技量を発揮できなかった人もいました
2022年リハーサルの様子
当教室の受験者の明暗を分けたのは
失敗の有無。
その反省を踏まえて、
今年の当教室のコンクールの
最大の課題は
- 「失敗しない事」
- 「失敗を極小に抑える事」
以上2つにしました
コンクールにおける失敗とは?
圧倒的に多い失敗は三線の弾き間違えです
他には
調弦が合わせきれない
ごくまれに
歌詞間違え、、などです
山本恭照研究所は
再受験者・新受験者、ともに
今年は受験に向けてかなり早くから準備をしています
準備は確実に進んでいます
細かい所の仕上げも行っています
でも、、、
仕上げより何より大切な事は
本番で失敗しないための対策です
昨年のコンクールの全体結果は以下です
新人賞は、5人に4人は合格
優秀賞は、2人に1人は合格
ということでした
※合格率は多少の変動あり。
新人賞は70%ほど、優秀賞30%代になる事もあります
何年かまえの審査番号抽選会。
竹三師匠がいます🥲😊
合格率から推察すると、合格の条件は以下です
新人賞合格の条件
- 不安定感はあっても、ある程度の技量がある
- ある程度の技量かつ、大きな失敗をしない
コンクール全曲プレイリスト。再生はタップ↓
優秀賞合格の条件
- 不安定感が少なく、安定した技量がある
- 安定した技量に加えて、失敗はゼロに近い
致命的な失敗があれば技量は水の泡
最終的には
失敗の有無が合否のカギを握る、という事です
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ちなみに最優秀賞。
合格率5〜8%。安定感があるのは当たり前。失敗もゼロが当たり前です
最優秀賞の詳しい事はこちらのブログを参考にして下さい。タップして移動↓
ついでに申し上げますと、、、
失敗ゼロでフィニッシュしたのに不合格だった人。
この場合は、
新人賞、優秀賞にふさわしくない技量だという事になります。
失敗うんぬんより
技量じたいを上げる必要性があるという事です
失敗しないためにはどうしたら良いか?
方法は2つ
1つ目は単純です
とにかく自己稽古量を積む事。
それも膨大な稽古量です
全受験者の中で一番稽古した、
と思えるくらいガムシャラ稽古をやってみてはいかがでしょうか?
※ただし喉を痛めるほどの稽古はいけません
膨大な稽古を積めば、
あせらず自然に手が動き、唄も自然に出てくる状態になります
2つ目の方法
見学者がいる稽古、人前で1人で演奏する機会を増やす事です
この機会を持てない人は多いと思いますが、
かなりの重要事項です
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本番にむちゃくちゃ弱い受験者が時折りいます
稽古でできた事が本番でできなくなる受験者です
そういう人は人前で1人で演奏する機会が、ほぼなかった人ではないでしょうか?
対策としては、、
研究所の合同稽古に参加して、
積極的に皆んなの前で1人で演奏する事。これは必須ですね
身内、三線以外の仲間に見せる機会をつくるなど、自分なりの工夫も必要でしょう
人前で演奏することに慣れると、失敗はしなくなって行きます
そうなれば審査員の前でも
過剰な意識をせずに演奏することができるはずです
でも
その機会がほとんどないとしたら、、
先ほど書いた
膨大な自己練習を積む方法、
一択です
全受験者No.1のガムシャラ稽古、
一択!!!😸
ちなみに
コンクールは審査員10人。会場係員数人。それに加えて見学者の前で演奏します
受験者、三線関係者でなくても見学自由。見学無料
興味がある人はぜひ見学に来て下さい
最後に
コンクールは一発勝負です
不安定な技量でも、
本番は失敗なく安定していたなら合格、、、
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反対に
受験前に最高の仕上がりだったとしても、
本番で大きな失敗があれば不合格、、、
一発勝負の恐ろしさはありますね
でも、、、
本番までに最善を尽くしておきましょう
気づいた事があれば、またコンクールブログを書きます
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