「関わりを作る」ということ。 | 『笑顔』

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日々のご様子や行事等の報告などしていきたいとおもいます。



先日の月曜日、ホールを担当しました。

陽光花のデイサービスでは午前中、入浴と機能訓練があります。
ホールの担当者は、利用者さまに浴室への移動を促したり、入浴後のお茶を提供したり、
入浴や機能訓練の待ち時間にされる塗り絵や書写、編み物などの準備・作業のサポート、見守りなどを行う係です。

私が文字パズルの準備をしていると、すぐそばにいた利用者さまAさんに、他の利用者さまBさんが声をかけました。

「一緒に体操(機能訓練)に行きませんか」

そう言われてAさんはゆっくりと座席から立ち上がり、Bさんと一緒に機能訓練のスペースへ歩いて行きました。

お二人が穏やかに肩を並べて向かう姿は、年長者に対して失礼ながらとてもかわいらしく、ほのぼのとした雰囲気が漂っていました。

その日機能訓練を担当していたスタッフによると、スタッフがBさんに、Aさんへ声をかけることを促しているとのことでした。ときにはAさんにBさんを誘ってもらうこともあるそうで、二人に少しずつ、友達のような関係性ができてきているとのことでした。


なるほどと思い、その日は「利用者さま同士の関係づくり」を意識してホールの仕事に当たってみました。

まずは一つの文字パズルを二人の利用者様に一緒に取り組んでもらいました。
パズルを一つずつお渡しし、どちらが先に埋められるか競っていただきます。

先にパズルを埋めてどや顔をするCさん。
どや顔を見て悔しいような、笑いたいような表情をするDさん。

もう一つはドミノ。4名の利用者さまと一緒にどんどん立てていきます。
そして最後は、それぞれの場所からドミノを倒していただきました。
途中倒れないところもあり、歓声や落胆の声が入り交じりました。


考えてみると、デイサービスに来られる利用者さまは、
人が集まるなかで多少なりとも緊張されているのではないでしょうか。

他の利用者様と少しでも言葉をかわしたり、言葉をかわさなくても、相手を気遣いながら同じことをする瞬間があるだけでも、緊張がほぐれるように思います。




普段はついスタッフ対利用者さまの関係構築を考えがちになってしまいますが、
利用者さま同士の関わりづくりを促すことも、利用者さま一人ひとりがより安心して過ごしていただくために大事なことかもしれないと思うことでした。