危機にこそ思考三原則 | MVM 代表 石田希世士のブログ
新型コロナウイルスに関する情報について

MVM 代表 石田希世士のブログ

『農産物業界のEXCELLENT COMPANY』を目指す経営者のブログです。

 

これが”パンデミック”か・・・新型性コロナウイルス肺炎が世界中に拡がり、人々を恐怖と混乱に陥れています。 

 

人が集まる事ところに感染リスクあり・・・人間の基本的な生活行動に制限がかかる。おそらくリ-マンショック以上に実体経済への影響は大きいのではないでしょうか。

 

感染者が急増しているイタリアでは北部地方の封鎖からついに全土の移動制限(第二次世界大戦以来)までかけるところまで達し、まるで映画”バイオハザ-ド”の世界が現実化しているかのようです。

 

また、上陸が遅かった米国も瞬く間に日本の感染者数を上回り、カリフォルニア州とNY州で非常事態宣言を発令。 

 

3月9日の米国市場は過去最大の2,000ドルを越える暴落を記録し、一時全ての株式の売買を中断する初のサ-キットブレイカ-が発動される事態となりました。  

 

中国・韓国・日本では感染増のペ-スが落ち着きつつあり、コントロ-ラブルな範囲に収まりつつあるような気もしますが、とても先行きを安心できる状態ではありません。

 

さて、このような前代未聞とも言える異常な状況下で経営を預かるものとしてどう舵取りをしてゆくべきか・・・

 

改めて、思考の三原則が大切だと感じています。思考の三原則とは物事を根本的、多面的そして長期的な視点で考える事

 

昭和の時代に多くの政治家や財界人が師事した知の巨人、安岡正篤氏の教え。

 

まず、このような事態で企業として根本的に大事なことは何か・・・それは「社員の安全・健康」と「事業の継続」の確保。

 

不肖の経営者ですが、この点は明快です。場合によってはこの二つ以外はすべて後回しでもいい。

 

今は多面的に考える大切さも痛感しています。仕入れ先や販売先だけでなく物流・為替・政府の動向・海外市場など外部環境は大きく変化しています。 

 

目まぐるしく変わる様々な外部環境の変化がどのように弊社のビジネスに影響するか冷静にウオッチしなければなりません。

 

例えば、農産物の一大拠点である中国のサプライチェ-ンはかなり傷んでいるのではないでしょうか。もう一つの大産地であるカリフォルニア州もどうなるか・・・。 

 

円高も急に進んでいますね。ゴールドマンサックス社は95円を中期の目標値として設定しているとの話も・・・。

 

また、政府による小中高への休校要請は多くの事業者に激震と変化を与えた事は言及するまでもありません。

 

とにかく複眼で物事の変化を見ながら自らの立ち位置や戦略を考えなければなりません。

 

企業として長期的な観点で取り組む事は何か・・・まだまだ模索中ですが”危機管理術”や”仕事の在り方”は中長期の時間軸で取り組む事だと考えています。

 

また、労働力に依存するリスクが露呈されたので、工場などは自動化・無人化の取り組みが益々進みそうですね。 

 

少しそれますが、この騒動が長引けば長引くほどテレワ-クや時差出勤は産業界に根づくでしょう・・・とすると”ライフスタイル”に変化が生じる。

 

”ライフスタイル”の変化があるときに新たに求められる商品やサ-ビスは何か?・・・考えていかなくてはなりません。

 

まずは生き残ることが喫急の課題ですが、変化が生じる時は様々なチャンスが生まれるタイミングでもあります。そこは逃さないように動きたい。

 

今回の事象から今後の企業経営について学びや教訓がいろいろとあるはずです。それらを思考三原則を活用しながら考えていきたいと思います。