上期を終え・・・VUCAの時代で成果を | MVM 代表 石田希世士のブログ

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『農産物業界のEXCELLENT COMPANY』を目指す経営者のブログです。

 

弊社は4月が期初で9月末で上期が終了、今月から折り返しとなります。上期を振り返ると、予想以上に厳しかったというのが実感です。

 

いろいろな問題がありますが、まず弊社の主力品目である葉野菜の市況低迷が長かった。 

 

これは私の推測ですが、ここ数年で植物工場・野菜園芸施設等の数が相当に増えているのではないでしょうか・・・おそらく過剰なぐらいに。 

 

我々にも今年に入ってから『植物工場の経営に興味がないか?』といったM&Aの相談が数件ありました。社歴の長い会社もあれば新興企業もありました。 

 

また今春に世界最大級の園芸施設を有するスタ-トアップ企業が西日本で稼働を始めました。 

 

我々もお取引をさせて頂いておりますが、驚異的な生産規模だけでなく最新のテクノロジ-により安定供給も図っています。

 

外部環境は確実に変化しつつある・・・。

 

市況低迷(=供給過剰)の状態が続く原因はここ数年間に全国的に生産能力が大きくアップした事にあるように思います。

 

葉野菜業界のリ-ディングカンパニ-の一つである弊社としては、市況が厳しいからと言って撤退はありません。

 

しかし、この成熟市場でどのように戦っていくか・・・生き残りをかけた戦略の練り直しが必要です。

 

業績については、先月に列島を襲った台風15号の影響も大きかった。弊社は千葉県にベビ-リ-フとカットフル-ツの製造拠点を持っています。 

 

停電による操業停止により売上・利益とも大きいダメ-ジを被りました。昨年は神戸の高波で加工施設が全壊するなどのダメ-ジがあり、災害列島でビジネスを行う厳しさを今一度痛感した次第です。

 

もう一つ加えますと、看板商品の一つであるカリフォルニア産チェリ-もシ-ズン前は記録的な豊作予想だったのが、想定外の長雨による被害で一転不作になり苦戦のシ-ズンでした。

 

・・・・と言い訳がましくネガティブな事ばかりを言いたいわけではありません。

 

この予想困難で変化が激しい環境が”常態”だという事を申し上げたいのです。

 

そして、我々はこのVUCA(ブーカ)の時代に仕事の成果を出さなければなりません。 

 

VUCAはVolatility(変動性), Uncertaninty(不確実性), Complexity(複雑性), Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取ったもの。

 

これからもVUCAの時代は続きます。足場は常にぐらぐら、霧が立ち込め視界不良の中、しかし着実に歩を進めて行かなくてはなりません。

 

そのために必要な力あるいは姿勢とは何か・・・・ノ-ベル化学賞を受賞された吉野さんの金言は一つのヒントでしょう。

 

粘り強く、時に柔軟に、大いなる好奇心をもって』

 

この言葉は長い期間を考えての事、しかし短期戦でも通用しますね。 

 

残念ながら上期は予算未達となりましたが、通期予算達成に向け粘り強く向かっていく。

 

また、残り半年で意外なビジネスチャンスがあるかもしれません、柔軟にアンテナを拡げて好機到来の際にはうまく捕まえたいと思います。

 

最後に、吉野さんのノーベル受賞は我々に勇気と希望を与える明るいニュ-スでしたね!