新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 


ご挨拶が遅れ申し訳ございません。 5日の仕事始めから関西・首都圏の取引先様への挨拶廻りに奔走しておりました。  昨年同様、市場・百貨店・ス-パ-マ-ケット・高級果物店・クッキングスタジオ(料理教室)等様々な食品業態の方々とお会いし、年末・年始商戦の感想と今年の見通しを伺う事ができました。


年末・年始の動きは総じて”まずまず”と言った様子。 青果の場合は昨年末からの相場高(野菜)に加え、やはり心機一転いい年にしたいという気分が年始の消費動向に影響していたように思います。 今年のマグロの初セリほどではないですが、いつも以上のご祝儀セ-ルだったのかもしれません。


しかし、今後の見通しについては例年以上に不透明感が強く、各社とも慎重な姿勢のように感じました。 おそらく復興需要(公共・住宅・工場投資)が本格化するまでは、上振れ材料が少なくしばらくの忍耐なのでしょう。 昨年から続く原発問題・超円高(超ドル安)・欧州の金融危機などのニュ-スが紙面を騒がしているうちは、消費マインドが持続的に上向いて行くのは厳しいように思います。


さて、弊社の年始挨拶にて今年は”着実な成長とディフェンス(守り)の強化”を目指すことを宣言しました。 昨年は、結果としては予想を上回る成長を遂げた年なのですが、いくつかの早急に解決すべき課題が浮き彫りになったシ-ズンでもありました。 産地の供給力不足や人材育成の遅れなど売上や企業成長に供給体制・内部体制等が追いついていない事を認識しております。 また、”一寸先は闇”であることは昨年の震災で身に沁みました。 有事に対する様々な備えを着実に進めて行くことも必要です。 


今年はいつも以上に攻守のバランスを意識しながら経営のかじ取りを進めて行きたいと考えております。 引き続きご支援・ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


写真は社員食堂のダイエットミ-ルで有名になったタニタ社(体重計製造メ-カ-)のレストラン(東京大手町)。 1月6日にプレオ-プンだったのですが、たまたま近くを通ったので入ってみました。 516キロカロリ-の昼食なのでさすがに薄味です(と感じました)。 しかし、昼食後は電車に乗ると眠気に襲われることが多かったのですが、今回は全くなし。 これぐらいのライトミ-ルの方が仕事の能率は上がるかもしれません。 価格設定・サ-ビス等とのバランスで今後どのように評価されて行くのか・・・半年後ぐらいに再度覗いて見たい気持ちになりました。 


MVM 代表 石田希世士のブログ