今回は、介護の現場のお話しです。
介護助手のお仕事
お仕事の内容は、
・シーツ交換、
・衣類の洗濯、洗濯物片付け、
・食事の配膳や下膳、
・お皿洗い
などです。
(写真は、利用者の介護ベッドの上に敷くベッドパッドです。この上にシーツや防水シーツを敷いて、失禁などからベッドパッドを守ります。)
介護助手が、介護士に代わって、こうした裏方の仕事を行なえば、介護士は、利用者の介助に集中することができます。
高齢者施設の介護士のお客様が利用者なら、介護助手は利用者と介護士の両方がお客様と言えるでしょう。
さて、私はFP活動をしながら、介護業界で働いています。IT業界から移って、もうすぐ3年になります。
IT業界での法人営業の経験も、利用者に接するときに役に立っています。
シフト勤務は大変
今日はシフト勤務の大変さをお話しします。
水曜はシフトで休みにしてもらっています。
これまで、IT業界の営業のときは、お客様とのアポや予定の日時を守っていれば、休暇は、割と好きな時期に取ることが出来ました。
緊急対応の時期を除けば、夕方定時が過ぎれば、帰宅できました。
ところが、シフト勤務は、
「なかなか自分の都合だけでは休むのが難しい」
と知りました。
高齢者施設の利用者は、24時間対応が求められます。
自分が休むときは、誰かが利用者のお世話をしなければなりません。
身体的にも精神的にも疲れる介護士は、通常は3日働き、1日休むというリズムで、仕事の予定を組みます。これをシフトといいます。
シフトは前月の最初に各自申請します。家族や自分の都合で連続して休みたい場合は、事前申請をするのです。
誰かが連続休暇をとれば、その分誰かが4連勤や5連勤をすることになるのです。
また、もし事前申請で休みが重なってしまうと、シフトが組めなくなるので、重なった人同士の相談が必要になります。
介護助手の場合
私は、介護助手なので、他の人のシフトの影響を受けることはあまりありません。
ただし、休みを続けて取ると、シーツ交換の仕事がその分、溜まってしまいます。
介護士さんは、皆さん余裕がなく、私の代わりに利用者のシーツを交換するのはなかなか難しいのが現状です。
連休は難しいのですが、介護士と違い、曜日固定で休めるので、FP活動との両立がしやすいと言えます
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)
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