主よ、わたしをあわれんでください。わたしは弱り衰えています。主よ、わたしをいやしてください。わたしの骨は悩み苦しんでいます。
 (口語訳聖書詩篇6篇2節)
 Have mercy upon me, O LORD; for I am weak: O LORD, heal me; for my bones are vexed.
 (欽定訳聖書Psalms 6:2)

私を憐れんでください(Have mercy upon me)

  私は私の功績ではなく、あなたの無償の慈悲を嘆願します。 

 

なぜなら、私は弱いからです(for I am weak)

 あるいは、私は衰弱しているからです。 私の体は麻痺し、過度の痛みと悩みで精神は衰弱してしまいます。 

 

おお主よ、私を癒してください(O LORD, heal me)

 つまり、私の魂と体の痛み、この両方にרפא、raphaという言葉が使われています。 わたしの骨は悩み苦しんでいます(for my bones are vexed)

つまり、私の内側の部分です。 聖書では、骨、腎臓、内側の部分は、心、魂、思考と同じ意味を表すことがよくあります。詩篇 35篇10節を参照してください。

 

詩篇35篇10節:わたしの骨はことごとく言うでしょう、「主よ、だれかあなたにたぐうべき者がありましょう。あなたは弱い者を強い者から助け出し、弱い者と貧しい者を、かすめ奪う者から助け出される方です」と。

All my bones shall say, LORD, who is like unto thee, which deliverest the poor from him that is too strong for him, yea, the poor and the needy from him that spoileth him?
(King James Version Psa 35:10)
 出典:Joseph Benson's Commentary on the New and Old Testaments