「彼には神の助けがない」と、わたしについて言う者が多いのです。〔セラ
(口語訳聖書 詩篇3篇2節)
Many there be which say of my soul, There is no help for him in God. Selah.
(欽定訳聖書 Psalms  3:2)

 

 「私の魂について、」 つまり私のことについて言う人はたくさんいます。 魂は一般的に人を表現しています。

「神においては彼に救いはありません。」神は彼の多くの罪ゆえに彼を完全に見捨てており、それ以上彼を助けることは決してありません。 

 「セラ」  この言葉は、この詩篇とハバクク書の3,9,13節以外には使われていません。 おそらくそれは、歌手に声を上げるか、一時停止するか、曲を長くするかを指示する音符だったのでしょう。 しかし、通常、それは何か注目すべき一節に置かれます。 これは、歌い手と聴き手の注意を促す効果もあったのではないかと考える機会を与えてくれます。

  出典:Joseph Benson's Commentary on the New and Old Testaments