香港のお葬式

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とてもお世話になった人が
2週間ほど前、
亡くなりました。
香港人です。
お葬式に出るため、香港に行きました。
とてもあっさりしたお葬式でした。

入院していたのが、香港政庁運営の、公立病院。
その病院の遺体安置室のとなりに
こぢんまりした部屋があります。
そこで、15分ほどの簡単な儀式が行われました。
それが終わると棺はすぐに霊柩車に乗せられ、
火葬場へ。
火葬場でも、とても簡素な儀式が行われた後、
遺族がボタンを押すと、
棺は祭壇から徐々に降下していきます。
式は以上で終了。

病院での儀式が始まったのが午前8:30頃。
火葬場での儀式が終わったのが午前10時過ぎ。
移動の時間もありましたから、
ほんとにあっという間に終わります。

その後、参列者を乗せたバスはレストランへ直行。
遺族と参列者はブランチの飲茶をします。
かなりにぎやか。
ふつうの宴会と異なるところはありません。

ちなみに、日本では遺体を焼いた後火葬場に戻り、
遺族は骨を骨壺に納めますが、
香港ではそれがありません。
1週間か10日ほどしたら、
袋に入った骨が政府から送り返されてくるらしいです。

香港はとても狭い土地にとても多くの人が住んでいますので、
慢性的に土地不足。
よほどのお金持ちでないと、
お墓は建てられないそうです。
だから、散骨が一般的になっているとのことです。
私の世話になっている香港人遺族は、
海に散骨することにしました。

悲しんでいる時間もないお葬式。
故人を思い出す場であるお墓もない。

香港人というのは、
なんとあっさりした人々なのだろうと思いました。

生きているうちが華なのよ、
を地でいっている感じです。