Q. 感動したことを思い出してください
A.
小学校4年生のとき、
担任の先生が、見せてくれた映画、
「子象物語」という武田鉄矢主演の映画でした。
時代背景は、太平洋戦争末期だったと思います。
物資が不足して、本土への空襲も増えてきて、
柵の破損などが起これば、危害を及ぼすおそれのある動物たちを
殺処分しろと軍に迫られる、とある動物園のお話。
実際にあった話では、
確か上野動物園では、エサを与えず
象を餓死させていた、ということがあったと記憶しています。
象をかばい、銃殺しようとする軍人の前に
立ちはだかる飼育員の武田鉄矢。
一発の銃声が鳴り響いた時、
ダメだ!と目を背けた武田鉄矢が前を見ると、
その軍人は、銃を上に向けて放っていました。
そのシーンを見た瞬間でした。
痛い、辛い、悲しい、という負の感情以外で、
生まれてはじめて涙が流れました。
一体何が起こったのか、
感動という言葉を知らない4年生の自分には、
全く理解できませんでした。
机にふさぎ込んで、すすり泣きし続けていました。
自分の身体がおかしくなったのか?
と思ったくらいで、恥ずかしかったのを覚えています。
DVDに出ていたら、買いたいですね~。
Amazonで探してみようっと!