なんていうか、普段からこの日記で


吐露する事なんて一切書かないわけですよ。


今夜はちょっと珍しく。






アレです。


徹夜で執筆して、仮眠しようかなーとふとテレビをつけた午前8時


坂口良子さんの訃報のニュースで一気に眠気が吹っ飛んだのですよ。






坂口さんは2年前、演出舞台『流れる雲よ』にご出演いただき


作品自体、その後あらゆる方々のご尽力のお陰で演劇シネマとして映画化され


自分でも思い出深い作品。


その時からのご縁で、そりゃもう凄く素敵な姉さんだったわけですよ。






稽古初日でいきなり、集中力と入念な役作りで


演出席にいながら感動で涙させてくれた女優さん。


どんな細かい事でも相談を持ちかけてくれ、もっともっと厳しくやってくださいと


一切妥協のない、若い役者たちの遥か前をフルスピードで走る


本当にかけがえのない存在でした。






普段は気さくで、誰に対しても優しく、丁寧。


こんな人が居るんだなあと思わせてくれたベテラン俳優のお一人でした。






もっともっと自分も成長して


若輩者が生意気ですが、またいつか一緒に作品を創るチャンスをつかみ取ろうと思っていたのですが


大変残念です。






今迄本当にお疲れ様でした。


上手な事は言えませんが、見習って誠実に仕事と向き合って行こうと思います。


ありがとうございました。


新しい船出の健やかであることをお祈りします。






そんな気持ちでいっぱいになった3月のおわり。


時間は変わらず進んでいます。


こんな感謝の機会はあまり好ましくはないのですが


多分これから先も増えていくことになるのでしょう。


お礼を言う側のさだめなのかと思います。






ちょうどそんな事を意識した題材を脚本しているところ。


やはり誠実に、そして自分らしく


これからも行こうと思います。






桜が散り始めましたね。


季節が変わっても、何があっても笑って行こうと思う気持ちにブレはないのですよ。






明日も笑います。


まずは、目の前の仕事に息吹を入れます。


いろんな想いが、成就しますように。






全ての事に感謝。


明日も


笑っていきましょう。


おいで。