こんにちは。

寒くなりましたね。

また、風が強いこと!

北海道の大雪山では初冠雪とのこと・・・真夏から、秋を通り越して一気に真冬に突入したみたいです(笑)。

 

さて、9月30日・・・その日は、真夏でした(笑)。

伊勢市二見町の音無山に登り、神前海岸の先っぽ、潜り島までの往復です。まさに、(暑さ対策に)日陰を縫うように歩きました。

 

集合は、音無山無料駐車場でした。

 音無山駐車場

 

この駐車場は、トイレが整備されていて、しかも道路を挟んだ向かいにはコンビニがありますのでお弁当の調達にも便利です。

国道を数十メートルで音無山への登り口です。

 音無山登り口

 

写真の坂道を登っていきます。

しばらく登ると、木立が開け二見の旅館街が足元に見えます。

遠くに伊勢市大湊町の突堤も。

 足元に二見の旅館街

 

そして、すぐ分岐がありトイレも整備されています。

 トイレのある分岐

 

今回は、トイレ前を通過して、吊り橋を渡り階段を展望台に向かいます。

途中、「スズメバチに注意」の看板があり気を引き締めながらおよそ30分で展望台です。

 音無山展望台

 

東屋があり、日陰で一休みです。

この展望台からは、伊勢湾が望めます。それと、鳥羽市答志町桃取の飛島(とびしま)が見えます。

初日の出ポイントでもあり、春には桜の名所となっています。

ただ、周辺の木々が伸びすぎて、視野が狭くなっているのが、ちょっと残念!

居合わせた地元の方に聞けば、「ここから藤の花で有名な太江寺に下りられる」とのことですが、今回はもと来た道を戻って二見のトンネルに向かいます。

 吊り橋

 

吊り橋に戻って、国道まで降りすぐ先の二見トンネルに向かいます。

 二見トンネル

 

写真正面に二つのトンネルが見えますが、右は国道、左は古いトンネルで通れるのは歩行者のみ。

二つのトンネルを分けるように植え込みがあり、沖縄の県花・デイゴが植えられています。この日は、二度咲の花が開花していました。

 デイゴの花

 トンネルの中

 

トンネルの中は、心持ひんやりして暑さがしのげます。

それと、車が通らない旧道の”特別感”が何とも言えません。

出発からここまでは、およそ1時間ぐらいです。

トンネルを出ると、伊勢シーパラダイスです。

この先トイレがありませんのであえてトイレ休憩をしてから先に進みます。

伊勢シーパラダイスから2~300m先に神前海岸が伸びます。

旅館・清海の裏手の堤防を進み浜辺に出ます。

 神前海岸の砂浜

 

更に進むと、岩がゴツゴツと露出してきます。伊勢シーパラダイスからおよそ30分です。

砂浜から岩場に変化する様を、神宮司廳広報部長の石垣さんは二見の名称の由来を「砂浜と岩場の”二つの海”がなまって二見」とのこと。確かに、ここに来て初めてわかるような気がします。

 神前海岸の岩場

 

足元に注意しながら岩場を登ったり下りたり・・・しばらくすると鳥居があります。

 神前海岸の鳥居

 

鳥居から先は神聖な別世界・・・益々岩場は厳しくなってきます。

大潮の干潮に合わせてきましたが、濡れた岩の苔に何度か足を滑らせながら両手を使い這うように進みます。

・・・すると、見えてきました。岩場に入って15分くらい・・・”潜り島(くぐりじま)”です。

 岩場の奥に潜り島

 岩に穴の開いた”潜り島”

 

ここまで来ると、海面から顔を出している岩は飛び石のようにまばらです。しかも滑ります。

そこで・・・ありがたいですね・・・屈強の参加者の二人が、ポイントに立ち一人一人の手を取りアテンドしてくれました(全員の往復をですよ・・・感謝)・・・どっちが参加者か分かりませんねぇ(笑)。

※ちなみに僕は、石に着いた苔に足を取られて・・ジャポン・・参加者には内緒です(笑)。

 

おかげで、今回は、ラッキーにも潜(くぐ)ることができました。

 潜った終点

 

写真、ここが終点です。

そして、正面に鳥羽市答志島桃取の飛島が見えます。

  答志島桃取・飛島

 

写真はズームで拡大していますが、本当に近く見えます。

それとシーカヤックが二隻進んで行きました。

 

さて、そうこうしている内にもうすぐ潮が満ちてきます。

・・・と、参加者の方が「ハート形や!」・・・振り返ると潜り島の岩穴の形がまさにハートの形をしています。今まで気が付きませんでした(笑)。

 岩穴の形がハート型

 

何はともあれ、全員無事に岩場から砂浜に戻れました。

  手前岩場、奥が砂浜。さらにその先の半島に夫婦岩

 

砂浜との境に戻って、岩に腰かけ、潮騒を聞きながらお弁当にしました。この場所から潜り島の往復時間は30分くらいです。

帰り道、砂浜に顔を出す岩を改めて眺めると”枯山水”の様でした(海の水はたっぷりありますが・・・笑)。

何度来てもわくわく感たっぷりの神前海岸です。

あっ、潜り島に来たのは今回で6度目。そして、潜れたのは今回を含めて2回です。

そんじゃ、また。

しげじい