高尾山に行ってきました
こんにちは 取締役副社長 山内結貴です
秋風が心地よい季節になりましたね。
今日は高尾山へ登山した話しを皆さんにお伝えします。
私は幼少のころから、高尾山へ遠足に行くことが多く、頂上付近で泥すべりを園児数十名でしていた記憶が蘇ります。
今回は、シルバーウィークに母と二人で向かいました。
標高599メートルの高尾山は、都心から50分の国定公園です。
山頂へ登るルートは7本あり、3.6km90分稲荷山コースを選び、気合十分で歩き始めました。
土と落ち葉だらけの道を歩いたのは、何年ぶりでしょうか…
森の香りと音は、想像以上に私の心を高ぶらせてくれました。
しかし、そこは覚悟していたよりも過酷な道が続いていました。
自分自身に挑戦すべく、山頂に着くまで、決して「疲れた」「苦しい」といった弱音を漏らさないと心に決めたのはその時でした。
山道には木の根が突起して岩がむき出し、直進することが困難で
足場を瞬時に見極めて延ばし、一歩一歩確かめないと、転んでしまいそうな険しさ、
楽しく歩いていましたが登り一辺倒の道は、息切れが続き、心拍数も高まったまま、
まさに自分との戦いでした。
少し休憩をすると、
わざわざ家から持っていく必要はないと断った”お茶とお菓子”を母が差し出してくれました。
シルバーウィークの売店は長蛇の列と完売の札、買って用意することなく、
登り始めて30分、その水が体のコンディションを整えてくれたのは間違えありません。
私より気合の入った母は、スピードよく歩くので、弱音を吐かずに根性で登りました。
厳しい表情をした私に、下山途中のおじさんが「4/5まで来ている、あと少し、頑張るんだよ!」と励ましてくれました。
その言葉が純粋に嬉しかった。ゴールが見える喜びだけでなく、支えて元気をくれた言葉でした。
山では、挨拶や譲り合いが頻繁で、大根大本の人付き合いを体感しました。
そして山から見える景色や鳥の声に気付かせてくれました。
母に感謝し、勇気をくださった方々に感謝し、山頂に着いたのは65分後でした。
正直に大変な道のりでしたが、達成感は最高でした。
素晴らしい景色に感動です。
しかし山頂には人で埋め尽くされ、まるで都心の駅ホームのようでした。
付近には薬王院があり、鳥居には”霊気満山”と描かれている通り”清々しく神々しい”空気が心を癒してくれました。
歴史や標識の教えを学びながら参拝し、感謝の気持ちを伝えたあと
下山したときは、さわやかな風に包まれ、澄みきった心を実感し、寂しさを感じるほど素敵な体験でした。
”どうしてももう一度登りたい”と、翌日朝7時に起きてひとり再度挑戦しました。
今度は1号路
コンクリートで整備された初心者向けのコースだと思っていました。
しかしどの道も楽ではありません。
自分の心をコントロールし、重圧に負けない精神で、つらい時ほど前向きに、苦しい時ほど楽しいと、積極的な気持ちへ意志調整すると
過酷な坂は、険しさを感じなくなるほど穏やかに静かに迎えてくれました。
そしてその心の力は、体力の源となり、私の体を前へ前へと前進させてくれました。
感覚が研ぎ澄まされ、今、目の当たりにしているすべてに感謝の気持ちが自然と湧いてきました。
登山はまるで人生のように感じます。
プロセスがあって、結果があり、その経緯が私自身を強く成長させる
薬王院で購入した”幸福の鈴”の清らかな音色を聞くたび
その時の思いを振り返りたいです
<高尾山が私に気付かせてくれたこと>
森や山への感謝
目上の人への感謝
同士への友情
心の調整
生きていることへの感謝
東京都への感謝
人生の可能性は、自分次第だと改めて実感しました。
自分をどれだけ鍛え、持続し続け、山を越える執念を持てるのか…
途方も無い道のりに自信を持てる訳でもありませんが
ただ、人生は谷から山頂を登る時に
人として正しい考え方やあり方を自分の心から生まれた言動で切り開いて築いていくように感じます
紅葉の時期、今度は父を誘い、また挑戦したいです。
秋風が心地よい季節になりましたね。
今日は高尾山へ登山した話しを皆さんにお伝えします。
私は幼少のころから、高尾山へ遠足に行くことが多く、頂上付近で泥すべりを園児数十名でしていた記憶が蘇ります。
今回は、シルバーウィークに母と二人で向かいました。
標高599メートルの高尾山は、都心から50分の国定公園です。
山頂へ登るルートは7本あり、3.6km90分稲荷山コースを選び、気合十分で歩き始めました。
土と落ち葉だらけの道を歩いたのは、何年ぶりでしょうか…
森の香りと音は、想像以上に私の心を高ぶらせてくれました。
しかし、そこは覚悟していたよりも過酷な道が続いていました。
自分自身に挑戦すべく、山頂に着くまで、決して「疲れた」「苦しい」といった弱音を漏らさないと心に決めたのはその時でした。
山道には木の根が突起して岩がむき出し、直進することが困難で
足場を瞬時に見極めて延ばし、一歩一歩確かめないと、転んでしまいそうな険しさ、
楽しく歩いていましたが登り一辺倒の道は、息切れが続き、心拍数も高まったまま、
まさに自分との戦いでした。
少し休憩をすると、
わざわざ家から持っていく必要はないと断った”お茶とお菓子”を母が差し出してくれました。
シルバーウィークの売店は長蛇の列と完売の札、買って用意することなく、
登り始めて30分、その水が体のコンディションを整えてくれたのは間違えありません。
私より気合の入った母は、スピードよく歩くので、弱音を吐かずに根性で登りました。
厳しい表情をした私に、下山途中のおじさんが「4/5まで来ている、あと少し、頑張るんだよ!」と励ましてくれました。
その言葉が純粋に嬉しかった。ゴールが見える喜びだけでなく、支えて元気をくれた言葉でした。
山では、挨拶や譲り合いが頻繁で、大根大本の人付き合いを体感しました。
そして山から見える景色や鳥の声に気付かせてくれました。
母に感謝し、勇気をくださった方々に感謝し、山頂に着いたのは65分後でした。
正直に大変な道のりでしたが、達成感は最高でした。
素晴らしい景色に感動です。
しかし山頂には人で埋め尽くされ、まるで都心の駅ホームのようでした。
付近には薬王院があり、鳥居には”霊気満山”と描かれている通り”清々しく神々しい”空気が心を癒してくれました。
歴史や標識の教えを学びながら参拝し、感謝の気持ちを伝えたあと
下山したときは、さわやかな風に包まれ、澄みきった心を実感し、寂しさを感じるほど素敵な体験でした。
”どうしてももう一度登りたい”と、翌日朝7時に起きてひとり再度挑戦しました。
今度は1号路
コンクリートで整備された初心者向けのコースだと思っていました。
しかしどの道も楽ではありません。
自分の心をコントロールし、重圧に負けない精神で、つらい時ほど前向きに、苦しい時ほど楽しいと、積極的な気持ちへ意志調整すると
過酷な坂は、険しさを感じなくなるほど穏やかに静かに迎えてくれました。
そしてその心の力は、体力の源となり、私の体を前へ前へと前進させてくれました。
感覚が研ぎ澄まされ、今、目の当たりにしているすべてに感謝の気持ちが自然と湧いてきました。
登山はまるで人生のように感じます。
プロセスがあって、結果があり、その経緯が私自身を強く成長させる
薬王院で購入した”幸福の鈴”の清らかな音色を聞くたび
その時の思いを振り返りたいです
<高尾山が私に気付かせてくれたこと>
森や山への感謝
目上の人への感謝
同士への友情
心の調整
生きていることへの感謝
東京都への感謝
人生の可能性は、自分次第だと改めて実感しました。
自分をどれだけ鍛え、持続し続け、山を越える執念を持てるのか…
途方も無い道のりに自信を持てる訳でもありませんが
ただ、人生は谷から山頂を登る時に
人として正しい考え方やあり方を自分の心から生まれた言動で切り開いて築いていくように感じます
紅葉の時期、今度は父を誘い、また挑戦したいです。
