思い出の場所とその頃の夢 | ISBIT DAIKANYAMA

思い出の場所とその頃の夢

こんにちは。広報の高橋です。
街並みもクリスマスに向けて華やぎ始め、
気持ちが弾む季節になって参りました。


今回は、
Wendine の デザイナー であり、 企画生産部 部長 でもあります、

寺島ディレクターの「思い出の場所とその頃の夢」をご紹介致します。



こんにちは。Wendineの 寺島 なぎさ です。


私の思い出の場所は、出身地である北海道の札幌にある、『大通り公園』です。

私は、北海道の道南にある伊達市という街で育ち、高校を卒業してから服飾の専門学
校で学ぶ為、札幌に3年間住んでいました。

札幌はとても住みやすく、素敵な街でした。
その中でも札幌の中心的存在である『大通り公園』はいつも緑と花で溢れ、噴水の水が訪れた人を癒してくれる活気のある場所で、学校が終わるとよく『大通り公園』で友達と過ごしていました。
冬になると『大通り公園』は『さっぽろ雪祭り』の会場となりたくさんの観光客が訪
れる場所でもあります。

私が学生の頃『さっぽろ雪祭り』のイベントで「さっぽろモードコンペティション」
というコンテストがありました。

全国規模でデザイン画が応募されその中から20名が選ばれ、デザイン画を元に洋服を
作成し、ファッションショー形式で披露し、著名なデザイナー達に審査される、ロー
カルのTV局も巻き込んだ北海道の大掛かりなコンテストでした。

私は、小さい頃からそのファッションショーをTVで見て育ち、憧れを抱き、高校生の
頃には「さっぽろモードに出る!!」と周りの人達に宣言していました。

当時からの夢であるデザイナーという道の第一歩でもあると思っていたからです。

しかし、そう簡単には行かず、専門学校1年生の年はデザイン画選考で落選し、悔しい
結果となりました。
「次こそは必ず、入選しなければ!!」と強い気持ちで目標に向かって1年間毎日デザイ
ン画を描き、絶対に入選するんだ!と信じ努力し2年生の年のデザイン選考で応募総
数2000枚の中から20名の中に選ばれ、コンテストに出場する事ができました。

夢のステージに立てる事が、とても嬉しく、コンテストに向け必死に服を作成しまし
た。結果は金賞を受賞する事ができ、たくさんの人達が祝福してくれました。
その時の感動は、今でも原点であり忘れる事のない、思い出です。

現在、北海道に帰る事は少ないのですが、札幌に帰った時は必ず訪れる場所です。
当時の、がむしゃらに努力していた自分を思い出せる場所でもあり、原点に戻る事に
よりパワーも湧いてくる場所として私の大切な思い出の場所となっています。