ISBIT guardianだより | ISBIT DAIKANYAMA

ISBIT guardianだより

こんにちは。

ISBIT guardian企画の平野です。

先週末、実家である長野県上田市に帰省して参りました。

新幹線から降りると冷たい風が肌にささり、
寒くても我慢してスカートで通学した高校時代を思い出し、懐かしい気分になりました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?


さて、今回は私の好きな絵本をご紹介します。

私は小さい頃から絵本やアニメーションが大好きで、良く姉と一緒に見ていました。

最近は、ISBIT guardianの季節ごとのリリースを書かせて頂いており、
言葉の使い方や文章のリズム感を勉強する為にも、よく本を読んでいます。


大人になってから読みかえした本で、印象に残った本をひとつご紹介します。



「星の王子さま」
サン=テグジュペリ (著)
936d0654.jpg


操縦士の「ぼく」は、サハラ砂漠に不時着します。
1週間分の水しかなく、周囲1000マイル以内に誰もいないであろう孤独で不安な夜を過ごした「ぼく」は、翌日、1人の少年と出会います。話すうちに、「ぼく」は少年がある小惑星からやってきた王子さまであることを知ります。
王子さまはある出来事をきっかけに、他の星の世界を見に行くために旅に出てきたそうです・・・


この本は、一見子ども向けですが、大人向けのメッセージに溢れています。

王子さまが旅で出会った人々や出来事からは、そっくりそのまま
現代に置き換えられそうな事がたくさんあります。


その中で心に残ったフレーズをご紹介します。

「あんたが、あんたのバラの花を
とてもたいせつに思ってるのはね、
そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」

「砂漠が美しいのは、
 どこかに井戸をかくしているからだよ……」

「心で見なくちゃ、
 ものごとはよく見えないってことさ。
 かんじんなことは、目に見えないんだよ」

もともと私たちは「心の目」を持っているんだという事を考えさせられます。

普段そばにありすぎて気づかない物でも、大切にしていかなければならないモノを感じ取り、
それを生かしていくことで人は豊かになれるはずだというメッセージがあるように思います。

良く、社長から「簡単な事ほど大切に」と教えられいますが、
私もいつでも感謝の気持ちを忘れずに、
ISBIT guardianのお洋服を手に取って下さったお客様のことをイメージして、物づくりに生かしていきたいと思っています。

それでは また・・・。