天使:「G1馬はシュヴァルグランだけ。最近の天皇賞春にしては見劣りするメンバーやな。いろんな路線から出てきてるけど、8頭が出てきてる阪神大賞典が参考になりそうやな。馬場は阪神やけど距離3000mやし」

 

悪魔:「ここでも展開の主導権を握るやろうヤマカツライデンが逃げたレース。展開を探んのにめっちゃ参考になるんちゃう?」

 

 僕:「ヤマカツライデンが逃げて、ムイトオブリガードが2番手、その後ろにトミケンスラーヴァとクリンチャー。1000m60秒1、3000mのレースとしてはハイペースだった。結果は後方にいたレインボーライン、サトノクロニクルの1,2着。1番人気だったクリンチャーはかろうじて3着を守り、クビ差で4着だったのがアルバート。差し馬のレースとなったね。今回展開はどうか?先行タイプだけを見ると、今回出てないのは2番手を走っていたムイトオブリガード。代わりに出走するのが、芝先行策で大躍進のガンコ、クリンチャーと同じような位置で勝負するミッキーロケット、先行・好位策に様変わりしたスマートレイアー。普通に考えて先行馬には、より辛いレースになるだろうね。良馬場だけど、土曜日のレースを見てみると、そんなにタイムは速くない。高速馬場にはなりそうにないんで、ますます差し馬が有利か?差し馬向きの展開に紛れがあるとすれば、ヤマカツライデンの大逃げ。皐月賞であったように、大逃げの馬はハイペースでも、その後ろにいる馬は意外とラクなペース、ということにもなりうる。まさに、去年の天皇賞春になるワケだが、ヤマカツライデンの大逃げ、2番手キタサンブラックが勝ち、4番手シュヴァルグランが2着、中団にいたサトノダイヤモンドが3着、僅差の4着に3番手にいたアドマイヤデウス。強い馬が上位に来たまで・・・・・・ともいえるが。ただ、切れ味勝負は避けたいクリンチャー、ガンコは早めに動く傾向にあるので、ヤマカツライデンが大逃げを打ったとしても、2番手以降も平均か、それより速くなるか。中心は阪神大賞典を勝ったレインボーライン。後方から捲って4コーナー射程圏、積極的に勝つ姿勢を見せ、勝つ。実力が付いた証拠だろう。唯一のG1馬、実績では抜けているシュヴァルグラン。天皇賞春3,2着。今年は勝つ番、誰もが思うことだが、前走の13着は負けすぎの不安。G1・大阪杯に休み明け、距離不満な2000m、掲示板も危ないと予想できたけど、先行馬にも劣る上がりタイムで1.5秒差13着は予想外。その不安を、叩き2走目の良化で消し去ることができるのか?追い切り評価を見る限り体調に問題はなさそう。まだ6歳、老け込む年でもなく、ここは実績を信頼か。阪神大賞典上位組はここでも無視できない。2着サトノクロニクルは距離に不安があったけど、阪神3000mをこなせば大丈夫だろう。重賞では上位常連もG1では2走10着、9着。ここ一番の勝負弱さはあるが、充実の4歳に期待。クリンチャーは厩舎は自信満々のようだが、その分、勝ちに行くレースで早仕掛けとなる可能性も。菊花賞2着、今年に入って京都記念で同世代のアルアイン、レイデオロを破り成長は見せている。仮にヤマカツライデンの大逃げ、先行平均ペースとなったら、真っ先にゴールに駆け込むのはこの馬か?阪神大賞典でクリンチャーにクビ差のアルバート。7歳の今年はダイヤモンドSを使わず、ステイヤーズSから2走目で天皇賞春に挑戦。最後のG1挑戦のチャンスにかけたか?天皇賞春は6着、5着。戦ってきた相手を考えれば、ここなら十分やれる。あと1頭はアナでミッキーロケット。重賞で大負けはしないが、最近はやや頭打ち状態。1枠1番に入り、内でできるだけ脚を溜める作戦。菊花賞5着からも距離はこなせないことはないはず。最短距離の内で上手く脚を溜めれば・・・・・・。上位差し込みも」

 

悪魔:「あれ?『愛しき 馬っこ』で取り上げてたガンコは?」

 

 僕:「ダートから芝に変わってこの快進撃。ホント、凄いと思うよ。強くなる根拠も何もないなかでの勝利。『強くなりたい』・・・・・・理屈じゃないんだよね。個の持つ思い?それは予想の中に入れるワケにはいかないもの。予想は冷静に考えないと、展開は決してラクではないし、G1の壁は、勢いで乗り越えられるものではないと思う。残念だけど」

 

天使:「ほうか。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、①⑧⑩⑪⑫⑭、30点×100円。3連複ボックス、①⑧⑩⑪⑫⑭、20点×100円。3連単、シュヴァルグラン・レインボーライン2頭軸マルチ⑪⑫-①⑧⑩⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」