「聞く技術」によって、私のコミュニケーションが変わるかも! ④相手の話に興味を持つ | Isarimaのブログ―日々コツコツ

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香港在住のワーキングマザーの日常生活を書いています。

今日も、この本について書いてみます。


プロカウンセラーの聞く技術/東山 紘久

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今日は、相手の話に興味を持つことについてお話ししたいと思います。

皆さんは、周りにいる人に対して興味が涌きやすいタイプですか?
相手の事をよりよく知りたいと思うタイプですか?


私ですが、今までは「他人の事などどうでもよい」と思う自己中心な人間なんだと思っていたのです。

でも、この本を読んで、「相手の事を知りたかったんだけど、そのきっかけがつかめなかっただけ」だという事が分かってきたのです。

相手がよっぽどおしゃべりで、オープンな性格であるならともかく、
普通は、よく知らない相手と話す時は、「何を話せば良いんだろう」と詰まってしまったりします。

これは、合コンを思い浮かべてみると分かりやすいです。
例えば、隣に座った初対面の異性と話したいとき、何から話そうか考えるはずなのです。

おそらく、「名前」「出身地」「家族構成」「学校」などを聞いたりする事がほとんどなのではないでしょうか? いや、もちろん高度なテクニックで、いきなり核心にせまったような事を話す方もいるかもしれませんが(^_^;)

そう、この「自分の知らない相手に対して質問をすること」、そして「その話によって、相手への興味を増やしていく」事が、コミュニケーションに対して大切なのではないかなと思うのです。


私は、この本を読んでから、以下の2つの事を実践するようになりました。


(1)他人と話す機会があったら、とにかく質問をしてみる。
     (相手のプライベートに踏み込まない程度です、もちろん。)

(2)相手から何か質問されたら、同じ質問を必ず相手にも返す。


この中で重要なのは、(2)です。
この「質問返し」、今までの私はほとんど出来ていなかったので、これを知って本当に良かったと思っています。

例えば、知り合いから「最近体調はどう?」と聞かれたとします。
その時に、「最近寒いから関節が痛いのよねぇ。 で、あなたの方はどうなの?」
と、同じ質問を相手にもぶつけてみるのです。

実は、ここにおいて一つの仮定があります。
それは、「自分自身が関心があることを相手に質問する」という事です。

化粧品に興味がある人は相手におすすめの化粧品について質問をするでしょうし、子供の受験に張り切っているお母さんは、他人の子供の進学についても知りたいはずなのです。

そのため、自分のした質問を相手が返してくれると、まさにそれが「自分の話したかった事」である確率が高いため、話が弾む事が多いのです。私はこの方法で、今までちょっと話しづらかった方との会話も続くようになりました。


もちろん、今までも自然にこのような話し方が出来ていた方もたくさんいると思います。
でも、今までできていなかった私でも、この「とにかく質問」「質問返し」で、相手の話を引き出して、相手の話に興味をもって、相手自身にも興味を増やしていくことは出来るのです。


是非お試しください!


次回は、相手の話への興味の補足として、「自分の話は相手にとって興味のあるものか?」について話したいと思います。