言葉の「オバサン化」改善計画 ②本による気付き | Isarimaのブログ―日々コツコツ

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香港在住のワーキングマザーの日常生活を書いています。

先日、ある本を何気なく読んでいました。

脳から変えるダメな自分
「やる気」と「自信」を取り戻す
築山 節 著 

http://www.amazon.co.jp/dp/4140813709

この本は、様々な悩み別に、脳の働きをベースにした解決方法を教示してくれています。

その中の、

「思い出せない言葉が増えている。そのため、つい「あれ」「あの人」と言ってしまう」

という項目で、こんな記載がありました。


(1)言葉とは、「こういう概念」を「こういう語彙であらわす」という約束事である。

(2)言葉は、「他人に対して言う」時しか使わない
   脳の中には、その時にしか使われない回路があって、
   話す機会が減るとどんどんその回路も衰退していく。

(3)つい言葉が思いつかなくて「あれ」「あの人」と言ってしまうことは、
   単に記憶力の問題とは限らない。

   むしろ、この「概念」を「語彙」であらわす力=「意思的に言葉を選択する力」が
   弱くなっている
と考えた方が良い。

(4)「意思的に言葉を選択する力」が弱くなるのは下記の2つが原因である。

  ①他人とあまり話す機会が少ない
 
  ②よくしゃべってはいるが、自分の言いやすい言葉ばかりを使っている。


この件に関しては、
私の解釈も少し入れて再度説明します。


私たちは、日本人です。
なので、「日本語の語学力が低下する」事に関しては、
そんなに意識する事はありません

でも、そんな事ないのです。

わかりやすい例が、「漢字の筆記力」です。
パソコンを使い始めて、漢字が書けなくなったなぁ、と思ったのは、
たぶん私だけではないと思います。

「意思的に言葉を選択する力」は、日々意識して使っていないとどんどん落ちていきます。
そして、つい思い出せなくて「あれ」などと言ってしまいます。

それを放置していると今度は、
相手の話している内容が理解できなくて、その言葉を聞き落す
という事が起こってきます。

そうすると、ますます
「自分の話したい事しか話さなく」なり、
日本語の語学力が低下していってしまうのです。


前回お話した叔母さんは、
この「意思的に言葉を選択する力」が低下していたのだと思います。

その後
私は、自分の事について再度振り返ってみました。
すると、やはり私の日本語の語学力もかなり低下していたのです



※この続きをすぐに書きたかったのですが、
 かなりくたびれてしまいました。
 
 私の日本語力の低下が、こんな時にも出ているのかもしれません。 
 
 時間をおいて続きを書きたいと思います。