昨日の稽古 | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

昨日の稽古

ゴールデンウィーク最中の稽古日だけに、門弟が稽古に来るのか不安を抱きつつも岡町道場へ向かいましたところ、門弟達は稽古場におりました。


今日の稽古は初伝形をかいつまみながらさっと流し、岡町道場では初めての中伝形の稽古でした。


時間の都合もあり、四本目の浮雲までしかしませんでしたが、「浮雲」の形に門弟達は四苦八苦。



形を覚え、真似るだけでも時間がかかるものですが、そこに実用的な動きを求めるとなると、更に難易度が増すというもの。


柄で右隣の者の首を袈裟に斬る


この言葉だけで全ての意味を察することができた方は古伝英信流を理解できている人と言えるでしょう。


門弟達や子供達には、一日も早く今の僕のレベルまで追い付いて欲しいと願ってやまないのです。

何故なら、更なる業の修錬と研鑽には、僕と同レベルの人が稽古相手に必要だから。


そう思うものですから、参加者が少ない稽古日には、普段口にもしない僕の居合の極意について、事細かく教授することがあります。


この間の木曜の稽古に出た門弟と子供達には、実戦に於ける刀の振り降ろし方について熱く語ったりもしました。


とにかく誰よりも一歩先に行きたい。

誰よりも深いところに進みたい。

と思ってやまないのです。






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