(あくまで個人的な感想です)
stable diffusionは1.5時代からずっと使っていてpony系(sdxlタイプ)に乗り換えても飽きず、
最近やっとillustriousを触りはじめた途端にその派生系のnoobai系が出てきたが、
Illustrious系を大雑把に言うと、
・版権キャラに更に強い
・pony系では気になった背景の歪みが比較的良くなってる
・なんかグロい
などが個人的に思ったことである。
版権キャラは初期の生成AIを使うにしても再現度って何さ、もうloraがないとやってられん、
sdxlで若干幅は広がりそれなりにメジャーなキャラならカバーできるようになったが、再現度を高めるならやっぱりloraがないと苦しい、
それがillustrious系だとざっくり名前を入れたらなんか出た、みたいな感じで出てくる。
同じsdxl系なのに何の違いがあるんだ、素人にはさっぱり判らんけどすごいからいいや、
(ただしあくまでも実験的モデルなので商用には不可なものがとても多い)ということになる。
pony系で気になった人体以外の背景が歪んだり立体感に乏しかったりエッシャー感のあるオブジェクトは個人的に減った気がする。
その代わりまだマージのバリエーションが少ないので顔のパーツが固まりがちになるから、
プロンプトはこちら側でちゃんと細かく指定する必要があると思いました。
あと、グロいというのは本当にグロいです。
今までできなかったグロさが出ます。
ハロウィンの仮装のゾンビや幽霊でも出そうと思ったら、欧米の殺伐としたグロ表現並にポロポロ身体の部品が取れます。
今までだと強いloraでも入れて1.2ぐらいにしてようやく表現できた、と思う部分がプロンプトにさっと書き込めばlora無しでサッと取れます。
スナック感覚で取れるな、と思うくらいにはあっさり欠落欠損してしまいます。
「なんか取れた…」と金田一の犯人並みに言える程度に取れます。
傷のエグさ、グロさも今までにないレベルで出ます。今まで微動だにしなかったそれっぽいプロンプトでもあっさり出ます。
逆に言うと控えめにしてくれ、という手加減が一切効きません。ちょっと傷をと注文しただけでたまに身体に穴が開きます。
loraなんて必要ねぇ!誰がグロ画像なんか!テメェなんか怖かねぇ!野郎オブクラッシャー!
これまでいくらプロンプトに書き込んでも何もグロくならなかった苦労(?)は一体何だったんだろう、という程度には簡単にグロくなります。
グロがジャンプしすぎてそういうのが苦手な方はもうプロンプトでも触れないほうがいいでしょう。
当たり前ですが血も骨も出ます。残虐な表現も今までにないエグさを誇ります。
なんか今までに比べたらグロさが出血大サービス(文字通りの意味で)だったので、
お試し感覚でちょっとarmlessとか書き込んだらえらい目に遭ったわ(真顔)
ゲボッ グろし。
なおこの文章を書いた本人はバイオハザード7を借りて一章でSAN値が耐えきれず返却しました。
一体お前はどこで何を学習してきたんだ。誠に遺憾である。