東北新幹線が全線再開=震災から50日、大動脈復活
4月29日(金)時事通信より
東日本大震災で被災した東北新幹線は29日、最後まで不通となっていた仙台 ― 一ノ関が復旧し、東京―新青森の全線で運転を再開。
震災発生から50日目で、東北と首都圏を結ぶ全長713.7キロの鉄路の大動脈が復活した。
震災直後の3月12日には九州新幹線が開通しており、乗り継ぎは必要だが、青森県から鹿児島県までが1本の新幹線でつながった。
今回は、ちょっと前から話題になっている『九州新幹線開通』時の“幻のCM”を紹介させて頂きます。
是非、撮影の舞台裏も含めてご覧ください。
※少し長いのでPC推奨です※大きな画像で見るには、PCでこの動画内の上部タイトル部分『九州新幹線』【幻となったCM】…』をクリックしてください。
■九州新幹線 【幻となったCM】 3分バージョン Kyushu Shinkansen CM Part2
お孫さんを抱いて一生懸命走る方、
ウエディングドレスとタキシードの方、
屋根の上からみんなで手を振る方、
ポーズをキメる謎の戦隊ヒーロー…
それぞれに思い思いの表現があり、とても微笑ましいです。
(九州新幹線のホームページで色んなバージョンが見られますよ。)
このCMを見ていると、色んな感情が湧いてくる。
「感動した」、「元気をもらった」という感想が多い中、
私は何とも切なく、胸が締め付けられそうになる。
元気だったあの頃の日本の姿。
澄んだ笑顔がキラキラと輝いている。
でも、このCMが伝えてくれているのは、“繋がる心”だ。
一人一人は小さく見えても、
これだけの魂が集まって、一つの想いが結束し、繋がっている。
日本人らしい優しさというか、やわらかいあたたかさが画面一杯に溢れている。
このCMの後、悲しい事は続くけれど、
東北新幹線が開通し、復興への想いとその力は一つの大きな『カタチ』になった。
想いと力を、未来に繋げていこう。
目には見えないもの、カタチにしていこう。