ライブレポ『当日 本番編(後)』 | IT'S A WONDERFUL LIFE~素晴しき哉、人生!

IT'S A WONDERFUL LIFE~素晴しき哉、人生!

ヒラウジイサム的マイペースな日々をのんびりと綴ります。
音楽、写真、演劇、絵、映画、ゲーム…多趣味人間。大阪在住。

ライブレポート第三夜。
『当日 本番編(後)』。


ライブレポも三夜目にして…やっと本番の話にたどり着いた(笑)。


記憶がさらに薄まる前に記憶の糸を辿らねば。




本番。



まずはステージがまだ暗いままのSE。


今回使用させて頂いたのは、
SCRIPTの最新アルバム“SKYROCKETS”より、『Intro』。

この2分間にステージから一旦掃けるかどうか悩んだけれど、最終的には全員出たままで。

…というのも、まだステージ慣れしていない状態で出たり入ったりするのは、余計に緊張する事になるだろうから危険かなと。


今回はステージと客席を仕切る緞帳的な物も無いので、この間に客席との距離感に少しでも慣れておける。


ここでミッチーがシャウト!
そしてシャウト返し!


軽く体を動かしたり、メンバーの顔を見渡したり、体を温めるのにすごく助かった。
(ミッチーもこの時間のおかげでリラックスできたとの事。)



『Intro』終了と共に、ドラムK氏のカウントから『ESCAPE』へ!



気になっていたモニターのボーカルの返りも何とか大丈夫そうでちょっと安心。




…だが、それにしても…




カンペ書き込みすぎた~(笑)!?


字が小さくてなんだかよく見えない(笑)。



まあお守りだからいいか。

実は、昨晩のゲネでも奇跡的にほとんど間違えなかったのです。
嗚呼、自分で自分を褒めてあげたい(笑)。


…とか思いながら歌う。(←集中しなはれ~)



心配していたK氏(微熱越え状態)も安定しているし、初参戦のMねーさんも良い意味でいつも通りだし(笑)安心した。




ところで、、、

細かい話だけど、ステージに立っている時の視線の位置って難しい。


大体良い位置ってのはあると思うんだけど…。



客席で演奏を聴いていると、ステージ側からの視線が結構頻繁に飛んでくる位置。

そこに居ると、『おおお~また目が合った~』と、舞い上がってしまう位置(笑)。


ちなみに、今回その辺りをステージ側から見たところ………




照明の加減で、お客さんの顔がほっとんどステージ側からは見えない事が判明(笑)(笑)(笑)!


だからこそ、ステージではその辺りを見ているのが一番良かったりするのかな?


段々落ち着いてくると他の位置にも視線を持っていけるんだけれど、最初はやっぱりそこがいいなと思ったのでした(笑)。



コンパクトなライブハウスなのもあって、お蔭さまで客席は満員御礼。

広いばかりが良いって訳じゃないんだねと痛感。



さて、本日最初のMC。


ご挨拶と共に、MOON CHILDについて語る。

今日をきっかけに“聴いてみたい”と思ってもらえたら嬉しいなあ。


何度やっても慣れないMCだけど、
“このMCが良かった”と後にミッチーに絶賛してもらった。

…やはり『MOON CHILD愛』ゆえなんだろうか(笑)?



そして、『アネモネ』へ。


この曲はちょっと個人的に色々と思い入れがありまして(…なのに毎回歌詞間違えるんですけども~笑)、

特に心を込めて届けたい一曲なのです。


うーん…記憶は薄いけれど…今回は多分…、
いやきっと…歌詞は完璧だったのではないでしょうか(←あやしい笑)。


この『アネモネ』は、ベースF氏が毎回とても苦労している曲。

でも、演奏しているとホント癖になる楽しさがたくさん盛り込まれていて、皆も特にお気に入りの曲。



そこから続けて、『ストロベリーアイスクリームソーダ』。

今回初お披露目の曲。


客席もノッてくれていて嬉しかった。

ギターソロではミッチーがぐいぐいと前に出てきてくれたよ。

そういえば、K氏がこの曲について、
「ボーカルのセクシーさが出る曲だ」と言っていたっけ。

ちなみにその様ななまめかしい単語と結びつかないヒラウジなのでございますよ…申し訳ない~(笑)。




そして再びここで軽くMC。

ん~…何を話したっけ?

すっかりわすれた(笑)。


この後のメンバー紹介の事で頭がいっぱいだったような?



そう。…そんなこんなで、ここでメンバー紹介。


段取り通りに進めていく事で容量一杯(苦笑)。

まだまだ未熟そのものだ。

はあ。メンバー紹介の一人ゲネも2度やってたのになあ…。
スタジオで壁に向かって一人でブツブツと(笑)。

次はちゃんとやろう!うむ!


しかし…メンバー紹介ってやっぱりいいもんだねえ。

皆カッチョイイんだもん。
紹介の甲斐がある。


ドラムK氏は、
今日は熱押しだけど、それでもやっぱりリズムも安定しているし、どっしりしていて頼りになる。

「『選ばれた場所』がすごく体力的に一番堪える~!しんどー!」と練習の時にフラフラしながら言っていたので、
「じゃあ、『WILD CHERRY』から『選ばれた場所』を!(笑)」と冗談で言ったら、

しゃんと背筋を伸ばして、
「じゃあやるか!2曲続けてね!」と汗も拭かずにスティックを構えた時は、『おおおおお…』と震えた。


ベースのF氏は、
直前までずっと自分も「緊張する…!」と言っていたのに、
このライブのステージ上で、初参加のMねーさんに「大丈夫ですか?」と声をかけていたそうで、
そういう冷静さや気遣いはさすがベーシストだなあと感心。

人情にも厚く、そのマメさはNo.1。
見かけはアレでも(笑)、かなりな紳士。



キーボードのMねーさんは、I氏も言っていたけど、いつも通り真剣に弾いていて、
それ以上の緊張で困っているわけでもないし、だけどフワフワしているわけでもない。
本当に適度な緊張感で、自分のペースを保ちながら弾いていて、それでもちゃんと笑顔を返してくれて、とてもしっかり魅せてくれた。


ギターI氏は控えめだけど、すごく要的な存在。
安定していてブレない。

同じギタリストのミッチーもI氏の事をとても尊敬しているし、お互いの個性がうまく交わっている感じ。

ぶつかる事なく、二人の“らしさ”がちゃんと生きていると思う。

ミッチーの今回のメンバー紹介時ソロの“ピロピロ攻撃”にはミッチーファンも悩殺されていた(笑)。



最後にミッチーからボーカルとして紹介してしてもらったんだけど、
なんだか予想を超える拍手の数にビックリして恐縮しまくる。


意識が羽ばたいちゃって(笑)『WILD CHERRY』入りそびれそうになった(笑)。

あぶないあぶない!うひー。




しかし…




K氏、めちゃくちゃ早ーーーい!!!(笑)(笑)


このペースで行くと、サビで昇天モード突入か…?!


うほー。

…案の定、恐ろしい速さ(笑)。


そのイキオイのまま『選ばれた場所』へ!


出だしでMC入れようかとも思ったけど(一人ゲネでこれも2回やった)、
この速さで慣れない事して万一の事態になったら最後の最後で取り返しのつかない事になるので(汗)、
危険回避。安全第一(苦笑)。



でも後に、『入れた方が良かったねえ』とK氏にダメ出しを頂く(笑)。

ウィ。ボス。次は頑張りますぜ!



…てなもんで、とにかく振り落とされないように必死にくらいつく『選ばれた場所』(笑)。


台風の映画で…『ボルケーノ』だっけ?まさにあんなイメージ(笑)。


この曲は、毎回もうちょっとしっかり歌いたいという課題が自分にあるんだけれど、毎回惨敗しているので、レックを聴きたくない曲No.1なのです。

今回PAさんから頂いたライブ音源はライン録りなので、さらにドエリャー事になっているはず(苦笑)。
はあああ…怖い怖い…。。。



だけど、最後まで全員で走りきって、2回目のライブも何とか無事に終了できました。


お越し頂いたゲストの方にもう一度挨拶して、
トリの対バンの方々の演奏を皆で聴いて、やっと肩の力が抜けた。


今回、ゲストの方から「ハスキーな声が好きです」とお声をかけて頂いた。

おおお。ハスキーなのかな?でも声を好んで頂けると素直に嬉しいです。


…というのも、
声を使う仕事を目指していた身なので、余計に。

結局“仕事”にはできなかったけれど、
今現在の仕事でマイクアナウンスをする時はいつも全力(笑)。

んー…ドキュメンタリー系のナレーション、したかったなあ…。




あ。
そう言えば、帰り際にトリの対バンボーカルのお嬢さんが、「私、MOON CHILD好きなんで、嬉しかったです!」と話し掛けて下さったのが嬉しかった。


すかさず、
「今度、SCRIPTが大阪に来ますんで、是非!」と、SCRIPTの宣伝もバッチリでございます(笑)。




その後は皆で打ち上げ!

残念ながらK氏はフラフラになりながら帰ってしまったけれど、忘年会で思いっきりハシャいでもらおう!



前回に引き続き、今回も聴きに来て下さった方が、
「全体のまとまりが出てきて、音の厚みも出てきた」と言ってくださった。


これからも益々良いものを皆で届けられるようになりたいな。


まだまだ自分自身、未熟な面は掘り起こせばいくらでも出てくるし、
課題は常に山積みなのだけど、その一つ一つを地道にクリアして(ライブは生き物だから安定はしないだろうけれど)、

自分達も精一杯楽しみながら、その楽しさを少しでも多くの方々に届けられるよう、日々精進していきたいと思います。


…て、なんだか真面目すぎるなあ(笑)。
会場のお客さんにもツッコまれたけど(笑)。


まあ、、、そのうち例のモノマネでもやりますのでおゆるしください(笑)。




では、結局めちゃくちゃ長くなっちゃったけれど(苦笑)、
これがボーカル視点からの、今回のライブレポートでした!



もうさすがに今後、こんなに長いのは書かない(笑)。

とにかく親指が痛いよ(笑)。