ライブレポート第ニ夜。
当日 本番編(前)。
2ndライブ当日。
昼イチにスタジオで最終調整。
眠い目をこすりつつギターI氏の車で移動。
キーボードのMねーさんを鍵盤ごと迎えに行く。
胃腸の調子がよくないんだよねえ…とか語りながら、Mねーさんの家付近で彼女を待つものの、なかなか姿が見えないねーさん…。
「やっぱり胃腸の具合かな~」なんていいながら待っていたら、台車をゴロゴロと押しながら今日も華やかなねーさんが登場。
…『台車』と『ねーさん』って組み合わせがなんだか意外だった(笑)。あはは。
睡眠不足気味みたいだけど、めちゃめちゃリラックスしていたのがさすが。
スタジオに到着。
ギターのミッチースマイルが朝から光っていた。
アイドルってすごいや。(いや、勝手にアイドル扱いしてるだけだけど笑)
ちなみにベースのF氏は、一睡もしていないらしい。
ドラムK氏はいつも通りに見えたんだけど、ちょっと風邪気味だったらしくて…。
さてさて。
昨晩、急遽決まったメンバー紹介部分を合わせてみる事に。
3曲目の『ストロベリーアイスクリームソーダ』が終わって、軽くMCを入れてから、
4曲目『WILD CHERRY』のイントロ部分を利用しつつ、ドラムから順番に入っていって…そのまま曲に突入。
~~~♪
おおお。なんとか形に!
「名前呼ばなくていい~」と最後まで照れ臭がっていたF氏。
ミッチーはお得意のギターソロを軽快に掻き鳴らし、ここぞとばかりにピロピロ攻撃(笑)。
あともう一つ、今回入れてみようかな?と昨晩急に思い立ったのが、演奏直前に流すSE。
というのも、
今回メンバー紹介を曲にのせてする事になったので、予定していたより随分時間が余ってしまうので、
頭にSEを入れるのも良いかな、と。
MCを長めに取ってもいい事はいいんだけれど、
昔、客席の誰もがこちらを知らない状態なのにず~っとダラダラしゃべっちゃって、大して盛り上がりもなく場が冷めてしまった経験が何度かあるから(笑)、
今はまだ控えめにしておこう…と(笑)。
そこで、今回はSEを入れる方がいいかなと思ったのです。
そしてそして。
今回SEに使わせてもらったのは…
SCRIPTの最新アルバム、
『SKYROCKETS』から…
1曲目に収録されている“Intro”!
SCRIPTの佐々木收さんがご自身のライブのSE用に作られた曲なので、
SEに持ってくるにはもうこれ以上無いってくらいのバッチリ最高!な曲なのでございます。
約2分。
アマチュアバンドのSEには少し長い気もするけれど、
この2分をアマチュアバンドなりに有効に使う事もできるかもしれない…と思い、使わせて頂きました。
そして…SCRIPT MUSIC!ライブハウスの皆に届け~♪(←個人的な感情混入…笑)みたいな(笑)。
…というわけで、
オシャレカッチョイイSCRIPTの『Intro』後に、1曲目の『ESCAPE』が入るという流れで打ち合わせて、スタジオリハーサルは終了。
いざライブハウスに出発!
ライブハウスのリハーサルでは、
PAさんに音のバランスをみてもらったり、モニターの音の返りの調整などをしながら1、2曲合わせる。
このリハーサルが一番苦手だと語るドラムK氏。
PAさん:「それじゃあドラムさ~ん、音くださ~い」
K氏:「は~い。(♪ドンドン♪ダンダン♪)」
…というあの感じがどうも苦手らしい。
「俺アレどうも苦手やねんな~」と今回もボヤいていた(笑)。
そしてベースF氏は、
「あの柵(ステージ前にある腰の高さまであるやつ)がホントにいらない…」と今回もボヤいていた(笑)。
モニターからボーカルがほとんど返ってこなくて、何歌ってるのか自分でわかんなくなる(苦笑)。
腹筋足りないのか~(ゴメンナサイ苦笑)。
上げてもらってもどうも…。
まあ最悪、自分自身は外音から拾えるけど、
K氏はしっかりボーカルを聴いて合わせてくれるドラマーなので、彼にはしっかり届いてほしい所。
リハーサルでのこういった不安は、本番までの最も大きなプレッシャーになる。
いざ本番になったら改善されている事は多々あるんだけれど、やっぱり最初の音が自分の耳に返ってくるまでは、すごく気が気でない。
さて。
ライブハウスのリハーサルも終わり、
本番まで4時間近くあるので、いったん食事に出る事に。
ギターI氏とドラムK氏は、一度帰宅。
ギターミッチー、ベースF氏、キーボードMねーさん、ヒラウジは定食屋にGO。
景気づけにF氏とミッチーがビールで乾杯。
みるみる顔が赤くなっていくミッチーが語りモードに突入。
この時の内容をかい摘んで言うと、
“僕ぁ~このバンドに出会えてホントに良かったよぉ~”という喜ばしい事だったんだけど、
「はいはい♪夜までその話はとっといてー」とF氏に言われてた(笑)。
この『ミッチー節』。
実は個人的に結構好きなんだけど、どうしても笑ってしまう(笑)。
語り出す時の彼の眼差しがホントに少年のようで、とにかくアツく真面目に伝えてくれる。
だけどいつも最後には、「ぴろーーん♪」みたいになって、照れを一気に隠してしまう所もまた彼らしい(笑)。
食事の後にライブハウスの楽屋に戻ると、顔色の悪いK氏が倒れていた。
風邪が悪化してきて、熱が上がりそうな状態らしい。
うわわ…これはピンチ。
とにかく本番まで横になっておいてもらう事に。
なんだか妙にうつろだけど大丈夫だろうか…。
ううむ…心配。
そして本番までは、まだかなり時間もある…。
胃は相変わらず働かない状態(緊張で)だし、
カンペでも作っておくかなあ…と、お守り代わりのカンペを今回も作り始める。
皆なんだかんだで緊張してるんだよねえ…と、
ふと、ねーさんを見たら…
楽屋の隅っこで髪の毛を一生懸命くるくる巻いておられました(笑)。
コテっていうの?あのクルクル~って巻く…あ。ヘアアイロンかな?
あれでクルクル~って(笑)。
ライブハウスの楽屋であんなオシャレアイテムを目撃したの初めてだよ~(笑)。
『ねーさん最強伝説』更新!
彼女、スゴイです(笑)。
おもしろいなあ。
「緊張はちょっとしてきた。…けど眠い(笑)」との事(笑)。
そうこうしている間に開場時間が。
落ち着かなくってウロウロウロウロしちゃった。
4バンド目だからまだまだなのに。
メンバーのゲスト様にご挨拶したり、対バンの皆さんの演奏をチラチラ見に行っては戻り…の繰り返し。
I氏が楽屋に戻って来る。
対バンのメンバーさんに知り合いが居たそうで、衝撃の再会が。
音楽は人を紡ぐね。
そしてそして…
ついに出番がやってきた!
あー…長いレポートだなあ…。
本番編(後)に続ける事にします。
長くてゴメンナサイ(苦笑)。
…というかやっと本番?(笑)。
前フリ、長すぎるよ(笑)!!
けれど意外に本番のレポートは短いはず。多分。
と言うのも、
記憶がちょっとアレなもんで…(苦笑)。
では、続く!