5/9スタジオレポート〈後編〉 | IT'S A WONDERFUL LIFE~素晴しき哉、人生!

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ヒラウジイサム的マイペースな日々をのんびりと綴ります。
音楽、写真、演劇、絵、映画、ゲーム…多趣味人間。大阪在住。

〈前半〉のあらすじとしては…

とにかく前回、前々回と散々たる結果を残している『ララバイ』。

あまりにもアレ(苦笑)だったので、曲名も『(俺達の)ララバイ』とし、
(ある意味)カバーを越えた作品となっていたのである。

その運命の曲を再び合わせる時が訪れた。


果たして今回の演奏で“(俺達の)”は取れるのだろうか…?!






おお!

曲の終わりはキマらなかったものの…何とか…???


「“(俺達の)”から“(僕達の)”に変わった~!!」と喜ぶミッチー。

ちょっとずつ形にはなってきたかも?



そんなこんなで全員揃って二周目。

ミッチーも「いくぜー!!」とノリノリだ。


ここで、それぞれの立ち位置を調整しつつ、移動!


ドラム側だけ音のバランスが結構いい。

シールドをゴチャゴチャと絡ませながらあれこれ移動してみたけれど結局、
修学旅行ではっちゃけすぎて旅館の廊下に翌朝立たされている生徒の如く(笑)、ほとんど横一列に並んで演奏する事に。


ドラムの真横で歌ったけど、ドラムとその他の楽器のメンバーに挟まれて演奏するのは、なかなか緊張感があるもので。

ドラムのK氏が全体的な音を意識しながらプレイしているのがわかるんだけど、その集中力のオーラが、ただならない感じでビシビシと右側から伝わる。

普段ひょうひょうとしているマイペースでヘロッとしているK氏だけど、何だか今日は特に雰囲気が違うなあ…と思ったら、
「今回はかなり練習してきた(笑)」と後で言っていた。

…だから余計にいつもと違った!?(笑)


本気になると絶対スゴイ…とメンバー内で囁かれていた影のボス、ついに第三の目が開きかけてきたのだろうか?!
おそるべし、だ。




この部屋の照明が少々薄暗い事や、狭さや、
目の調子が悪かったのでコンタクトをやめて裸眼のぼんやりとした状態でいた事や、
ぶっ通しで酸欠気味なのか、ドラム真横での爆音ぶりが原因なのか…、
最後の2~3曲辺りは半ばトランス状態で歌っていた(苦笑)。


ちょっと飛んでたかも。

飛ぶのは歌詞だけに非ず。(自虐ネタ)



あ、でもここにきてやっと『天体観測』の歌詞が…。
暗闇を照らすような微かな光がやっと見えてきたような気がする。(…って、遅いよ!)
ごめんなさい。




スタジオ後には雑談を交えつつ、ライブに向けた打ち合わせ。

曲順とか、曲の繋ぎ方とかをね。

軽い挨拶とメンバー紹介をどこにどうやって入れるかとか、そういった細かい話。



ここにきて、まさかの新曲、投入です!


保留扱いしていたあの…
“バスガス爆発”並の舌を噛み切りそうな…でもグルーブ感が出せれば最高に気持ちいいであろう、あの名曲…


『WILD CHERRY』。



收さんの才能とMOON CHILDの魅力が約2分間に凝縮されているこの曲。



…へっぽこになったらゴメンナサイ!
ウウム…胃が…(苦笑)。


でもギターやらベースやらドラムやらは絶対カッチョイイ仕上がりになるだろうな…。(←え?他力本願?)


ちょっと滑舌の練習から始めよう。
“ターキーレンジャー”並に(笑)。



F氏から、「殿には何かステージでやってほしい」という要望を受けた。


「トランプ手品なら得意なんだけど…」と言ったら、「鳩は?」とK氏。
鳩は無理(笑)。


「いやいや…ダイブとか(笑)。」とF氏。
ああ、なるほど!


…でもMOON CHILDのカバーで、どこでダイブ?
万一ダイブしたとしても、客席に誰も居なければただのジャンプ→着地だし(笑)。

そういうアツいアクションは大人しくF氏にゆずろう。



F氏の『アネモネ』克服に向けて、K氏から休符の取り方とノリ方のアドバイスが。

「いや~『アネモネ』のベースはカッコイイ!」というミッチーや、「『ララバイ』のベースがイイ!」というK氏に、
「弾ければね!弾ければ!」と照れ笑いするバンド内で一番シャイなF氏。

そして、難しい分、演り甲斐もあって面白い、わりさんのベースラインに虜のF氏。



そのまま洋楽やメタルの話で盛り上がるが、横文字がめちゃくちゃ苦手なもので、この話題が出てくるといつもヒヤヒヤする(苦笑)。


で、それを知ってか知らずか、毎回この話題が出た時に必ずF氏がこっちをクルッと向いて、
「じゃあ、殿。そういう方向で!」って言う(笑)。


デスボイスも何度勧められたか。。。
普通に考えてこんなカエルボイスに出せるわけがないし(苦笑)。



まぁそんなこんなで、スタジオの閉まる深夜1時前まで話し込んで、終了。


帰りの車中、
「今日は皆、すごく元気だったよなあ…。尚更遅れて来た事が悔やまれるなあ…」と悔しそうだったI氏。

その位、全体のテンションがいい感じで上がっていた今回のスタジオだった。

I氏の仕事も忙しいようだけど、その中を何とか縫いつつ、さわやかなギターを毎回聴かせてくれている。

濃いキャラクターを持つ皆の中ではいつも半歩ほど下がっているけれど、いざという時にはバンドをしっかりと支えてくれる、頼れるアニキ的な存在。


それぞれの個性がうまい具合に絡み合っている奇跡のメンバー。


皆、お疲れ様でした!

次回は二週間後だ。
皆で頑張ろう!!