今回、なんとドラムK氏が風邪で欠席。
ついにドラム不在。
さて。
一体どうなることやら…。
今日はいつもと違う、ベースF氏お気に入りのスタジオへ。
F氏の車に乗せてもらう事になっているので、約束の大阪駅へと向かう。
メールで皆にドラムの穴をどう埋めるか意見を募った所、
「俺が叩く(笑)。」
とギターI氏から早速の返信。
普段は一歩下がって穏やかに佇んでいるI氏だけど、
こういう時、真っ先に意見をくれる頼もしさがありがたい。
でも、そうなるとギターが…って事で(笑)、
打ち込みも間に合わなかったし、今日はドラムの代わりにカードタイプの電子メトロノームをアンプから出力するか…と思案。
そこで、先に着いているだろうF氏にステレオミニプラグの変換ジャックを電気屋で見てもらおうと思い、メールする。
…が、反応が無い。
そのまま待ち合わせ場所に到着。
いつもなら、先に着いているはずのF氏の姿が見えない。
おかしいなあ?と、待つ事5分…。
「殿~!」
背後からF氏の声が。
心なしか、なんだか元気がなさそうだ。
そのままF氏が会社の社長から借りたという、とにかくいい車に乗り込み発進。
おもむろにF氏がつぶやいた。
「いや~…実はさっきまでポリに捕まってて(笑)。」
…は???
「車で待ってたら、“ちょっとキミ、車降りて”って言われて。」
どうも巡回中の警察官に怪しまれて、職務質問されていたらしい。
「さっきまでパトカーの中に20分くらい居たんで、メール返せなくって。」
ええ?!パトカー??
「ポケットの中、全部出さされて(笑)。参った。」
…本当に申し訳ないけど、笑ってしまった。
「警察のお世話になった事って今までにないの?」と聞かれたらしい。
どんだけ怪しく映ってるんだ、F氏。
「俺、本当に一度も警察の世話になった事なんかないのに…」とテンション下がりっぱなし。
もう少し早く着いていれば誤解を解けたのに、ゴメン。
…いやあ…それにしてもF氏、密売人に間違われる(?)とは…。どんだけ。
SCRIPTの流れる車内で、“さわやかになる為に努力している事がある”と言うので、それが何かを尋ねてみたら…、
・背筋を伸ばし気味に歩く
・歩く時にはポケットに手を突っ込まない
…との事だった。
…F氏よ…
それは“さわやか”とは関係無いと思うぞ…?
…とも言えず、
その、確立されたキャラクターを褒めたたえる(笑)。
いや、でも本当に彼は、話すととても気さくで優しい好青年なのです。
困っているお年寄りがいたら、そっと優しく手を差し延べるような(笑)。
いや、本当に。
…やはり、さわやか不足なんだろうか?
やはり、そこなのか?!
F氏の次の課題は“スマイル&アイコンタクト”だろうか。
道中、前回の音源を取りにF氏の家に寄り、
そしてそれを聴きながらスタジオに向かう事にした。
逃げも隠れもできない、車内で聴くREC。
うーん…全体的にだんだん纏まってきている気がするけれど、
…。
やっぱり例の『(俺達の)ララバイ』は、すごかったなあ…。
漂う緊張感や自信の無さが全体を通して剥き出しに(笑)。
朝の目覚まし代わりに鳴らしたら、一瞬で飛び起きそうな…
…かなりメモリアルな悪夢の初回限定盤(笑)。
さて。
そうこうしつつ、スタジオに到着。
ギター2のミッチーは時間を間違えて、一時間早くスタジオに到着していた模様。
ギター1のI氏も到着していて、全員スリッパに履き替え、土禁のスタジオへと足を踏み入れたのであった…。
続く