今日は北海道のSCRIPTへ想いを馳せながら、
ちょうどオフ日と奇跡的に重なった、昔から好きなミュージシャンのライブへ夜から一人ぶらりと出掛けてきます。
実は本当に、人生上、今まであまりライブって行った事がなかったんです。
音楽も大好きだし、ずっと聴き続けて応援してきているけど、ナマで聴きに行く事がホントになくて。
クラシックやブラスの演奏会はあったけど、なんでなんだろうと今、考えてみた。
去年初めてライブで生のSCRIPTに会えて、めちゃくちゃ感動して、
“嗚呼、なんでもっと行ける時に行かなかったんだろう”ってすごく後悔しちゃって。
人生は一度きりなのにね。
なんか、昔から夢みがちに生きてきて、いつもボヤ~っとした子供だったんだけど、
大好きな音楽も、テープやCDは擦り切れるまで何度も聴いて、浸りきってそれで満足していた。
本物に会いたい、生演奏を聴きたいなんていう贅沢な夢は微塵もなくて、
逆に本物を目にする、耳にするのが不思議と怖かった。
一緒にするのもちょっと違う気がするんだけど、小さい頃は着ぐるみショー的なものもちょっと苦手だった。
何度も繰り返しビデオで見ているような熱中ぶりなのに。
“本物”ってなんだか、すごくすごく大きくて。
偉大で。恐れ多くて。
大人の今は着ぐるみショーの着ぐるみは、まあ着ぐるみだってわかるけど(笑)子供心としては“本物”だから。
“本物”っていうのは世界に一人しかいなくて。
その“世界に一人”が今、自分の目の前に居るって思っただけで目眩がしそうなくらいわけわかんなくて(笑)、めちゃくちゃ恐れ多くて。
だから遠くから喜びを一人でかみしめてるような、
そんな中坊の恋愛感覚っていうか、そんな感じで十分幸せだったんだと思う。
昨年の終わりにルイードで本物のお二人を見た時も、全身鳥肌立っちゃって、
きっとこれは世界で一番幸福な夢の中なんだなあ…って、意識があるんだかないんだかわからない状態で、
夢の中だったらなんで空を飛べないんだろう?みたいな感激っぷり(笑)。
夢だったら覚めないでずっと続けばいいけど、
現実だから無常にも時は流れる。
すごいなあ。
ああ、これは今からでももっと楽しまなきゃって。
実際、気がついた時は仕事も忙しかったり、若い頃みたいなムチャもできなくなってるわけだけど(苦笑)、
可能な限りは色々体験しないとなあと思ったわけで。
気付いたのがかなり遅かったけど、また同じ目眩をできるだけ多く味わいたいです(笑)。
あ、それで今日行くライブの話だった。
今日行くのも、昔から好きだったミュージシャンでありながら、やはり初のライブ参加。
前置きだけで長くなってしまったから、また帰りの電車の中からでも更新します(笑)。スミマセン。