昨日は例の一番大きな虫歯の治療日だった。
仕事後に急いで歯を磨いて向かったので、ハラペコ状態。
診察台に座ったら、横のモニターには、
「なんでこのタイミングなの?」って言いたくなるような、特上の分厚いステーキを頬張りつつ、カメラに微笑みかける老夫婦の映像。
(昨日気づいたのだが、どうも『世界の車窓から』のDVDらしい。)
先生、「では、これから麻酔をしますので、今から2時間は食事を控えてね。」
…多分…ムリだと思います(苦笑)。
あっという間に麻酔が効いて、口の感覚が鈍くなっていくのがわかる。
麻酔が効いている間は、痛みもないし(強いて言うなら口を開けっ放しなので、顎がだるくなるくらい)、
キュインキュインした音を聞きながらその振動を頬の辺りで感じつつ、
妄想の世界へと旅立てるわけです。
新曲の詞を繰り返し頭の中でなぞりつつ…、
キュインキュインの裏側で容赦なく鳴り続ける腹を宥めすかしつつ…(笑)。
薬を塗って、仮のコンクリを詰め、
そんなこんなで、今回の治療は終了。
帰宅後、やっぱりたまりかねて、パンを半分食べてしまった。
しばらく右側で物が噛めない。
しかも、塗ってもらった薬の匂いがすごいのなんので。
…“ラッパのマーク”です。
今朝も起きたら吸い込む空気がすべて“ラッパのマーク”だった。
寝ても覚めてもしばらくはこの状態なのか。
ちょっとへこむ。