先日、新人の子が社長へ宛てた伝言に、
『~とは違うかったので…』
…という表現があり、ちょっと驚いてしまった。
『~とは違ったので…』か、『~とは違うようなので…』の書き間違いかなあと思い、その時は見過ごしていたんだけど、
その後も、丁寧に書かれたメモで再びその表現が使われていたので、間違って覚えてるんだなあ…という事に気づいた。
『違う』+『かった』って事は…
“関西なまり敬語”だろうか。(うーん…謎)
芸能活動してる子なんだが…。^^;
ちなみに『違う』を関西弁では、『ちゃう』と言うので、よく使われるネタに、
「その犬、チャウチャウちゃうんちゃう?」
(意味※その犬、チャウチャウじゃないんじゃない?)
…というのがある。
「ちゃうちゃう!チャウチャウちゃう?」
(意味※違う違う!チャウチャウだろう?)
…のように、『ちゃう』で会話がすべて成り立つ。(笑)
私は関西でも京都寄りに住んでいるので、普段は関西と京都のイントネーションが混ざっている。
だから役者修業時代のアクセント授業や、関西弁で書かれた台本にはとても悩まされた。
文字で書くと、関西弁も京都弁も同じような言い回しなのに、本当に微妙にアクセントが違うのだ。
だから関西弁の台本の方が逆に難しい。
演出上の事に加えて、アクセントの書き込みも多かったので、私の台本はいつもにぎやかだった。
今は芝居で舞台に立つ事はほとんどないが、
その時のクセで、気になる単語や言い回しがあると、辞典を引いて記号を書き込まずにはいられない。^^;