絵の仕事 | IT'S A WONDERFUL LIFE~素晴しき哉、人生!

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ヒラウジイサム的マイペースな日々をのんびりと綴ります。
音楽、写真、演劇、絵、映画、ゲーム…多趣味人間。大阪在住。

もう始めて十数年になるんだけど、月に一度だけ絵の仕事をさせてもらってます。

コミック情報誌の表紙絵の仕事。


昨晩から描き始めて(締め切りは明日だけど)、
気がつきゃハデに寝てて、今日は眠い目をこすりつつのペン入れ。
もっぱら水性ペンだけど。

なんとか無事に仕上がったので、今日はおとなしく眠りにつけそうだ。(笑)



今はこれだけの絵1枚描くのにやたら時間がかかるけど、
実は学生の時分は漫画家を目指していた事があって、当時は勉学そっちのけで毎日ノートに落書きばかりしてた。



当時、竹書房という出版社から出ていた麻雀漫画にハマっていて、
その雑誌の読者投稿欄に熱心にハガキを描いては出していた事がある。


多分、そこまで手間隙かけたハガキが珍しかったからなんだと思うんだけど、
何度かイラスト大賞なるものも頂いたりして、賞品に麻雀牌や『哭きの竜』(なぜか9巻)等をもらったり…。


そうこうしてたある日、
学校から帰宅したら、一通の手紙が出版社から届いてた。

疑問を感じつつ開けてみると、
『君の漫画が見てみたいから送ってほしい』という内容の手紙と、その雑誌の編集さんの名刺が同封されてた。ワヲ!驚き。


めちゃめちゃ嬉しかったけど、当時はホントに卒業かかってる時期だったんで(…こんな所で勉強サボってたシワ寄せが…笑;)、
その時は投稿を断念して、「また描けたら送ります」的なお返事をさせて頂いて………






……現在に至ります。
(ダメじゃん笑)




あの時必死に描いてたら、漫画家って職業に近づいてたのかなあ…。

今もたまに、その時もらった名刺を見ながらふと思う。





…………






…いや。なってないな。(笑)


絵を描くのは好きだったけど、それを仕事にする勇気はなかったと思うし、
もちろんプロとして通用できるほどの画力もなかった。




あれから十数年。


ペンは置いてないけど、あれだけ毎日描いてた絵も、今では月一。


しかも、絵のレベルも特に上がってないような。

…いや。むしろ、落ちてる。(笑)

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いつの間にかほとんど絵を描かなくなってからは音楽を始めて、
しかも本格的に役者の勉強の方向にも進んだから、
絵は必然的に熱意の低下に伴う画力低迷で…(やっぱり毎日描かなきゃ上手くはなんないですね…何でもそうなんだけど…。)




…こういう話って、書くとなんだか特殊な感じがするけど、今は至ってごくフツーの一般人です。^^
(…人よりちょっと器用だけど、人間としてはかなり不器用だったり。笑)


仲間達に変人扱いされながらも元気に毎日を過ごしている次第!