訪問介護の時間数が法律の改正で減った


いままで60分未満のサービスが45分未満に


短縮された。このことで訪問介護の洗濯の


サービスは利用者さんに干してもらうなどの


対応をとっているようだ。また、サービスは


いままでどうりだが時間を短縮しないでサービス


を提供している事業者もある


事業者は介護保険法が改正するたびに


対応をせまられる。サービスの質をおとさずに


介護を続けて行くにはどうしたらよいのだろう。

介護保険のサービス


施設サービス以外のサービスは在宅サービスです。


ディサービスも在宅サービスです。


地域包括ケアシステムとはあらゆる社会資源を


結びつけて困りごとの解決を図って行くものです。


それには施設サービス、在宅サービスなどの区分け


はあまり意味がなくどのようなサービスを行っているか


ということが問題になります。できるサービスとできない


サービスをはっきりさせることが大事になってくる


のです。地域包括ケアでは社会資源の活用が問題に


なるのです。職域やサービス区分の枠を超えた対応と


連携が求められています。

食事介助の時、ムセがひどい利用者さんは


トロミ粉というものを使い食事にトロミをつけて


提供します。通常は食事が喉から食道に入るとき気道


に入らないように気道を閉鎖します。


トロミをつけない水分は喉に落ちる


スピードが速いため気道を閉鎖する事が間に合わない


ので間違って気道に入りムセてしまいます。そのため


食事にトロミをつけることで喉に落ちてゆく時間を遅くして


気道を閉鎖する時間を稼ぐのです。


介護現場では嚥下反射をおこさせるため


口腔内のアイスマッサージや食事前の口腔体操


食事時の声かけ、食事の形態の工夫、介助の仕方(スプーンを


Kポイントにあてる)などの工夫をしています。


他にも工夫していることもあります。


嚥下だけでなく食事を食べない理由もアセスメントする


必要もあります。食事だけでこれだけのことが勉強で


きる介護は素晴らしいですね。