とにかく忙しい、毎日仕事に追われ嬉しい悲鳴をあげている。「仕事が道楽」なんだろう。悲鳴なんか上げてはダメ。そうだそうだ。
はんせ~い
忙しいのはいくら忙しくても構わない。忙しいほど集中力がでて、内なるパワーが沸いてくる。これも野球で鍛えた体力とど根性の炎がまだ残っているのかも知れない。そう考えると野球から足を洗ったとはいいながら野球バカ人生に感謝しなければ・・・ワ・ハッハ

それにしても、今回のWBCは日本人の大和魂を揺さぶる凄い大会になった。奇跡が起きたからだ。絶体絶命の断崖絶壁から日本は這い上がり(アメリカがメキシコに1対2で破れ、わずか1/100の戦率差で【同率でも守備回数が1回日本が多かった】)準決勝進出が決まり、2度も負けている韓国(負けなしの6連勝中)に6対0で快勝。まさに神懸かり的な大会である。アメリカのインチキに破れ、韓国に破れ、失意のどん底を救ってくれたのはお天道様だった。人智では計り知れない力が働いたことは誰もが認めるところであろう。その火付け役は何と言ってもイチローだ。あの冷静なイチローがベンチで腹の底から怒りをぶっつかた。サムライの雄叫びがナイン全員に火を点けた。眠っていた大和魂を呼びさましたのだ。

武士道ではないが、ベンチが一丸となり、無心になって闘った。その無心にこそ神が宿ったのである。不振にあえぐ代打福留の値千金のツーランホームランで試合が決まった。王監督のひらめきだったそうだ。
元気をなくしている日本人の心を救ってくれたのも、イチローを始めとするオールジャパンのメンバーだ。やっぱりイチローは格好いい。最後のサムライは野球の本場アメリカで大和魂を遺憾なく発揮し、米国人までもを魅了させている。彼の野球に対する取り組みは勿論のこと、日本人という自覚が素晴らしい。立ち居振る舞いがサムライだ。ユニフォーム姿が素晴らしい。我が輩がプロ野球を嫌いになったのは、選手のユニフォーム姿だ。誰が流行らしたのか、ズボンをダラーとスパイクまで下げ、いかにもだらしがないスタイルだ。何のためのストッキングか解らない。見るからに機敏さが見受けられない。キリッとした締まりがない。機敏性を要求されるスポーツでありながら、あのスタイルではそのイメージを潰してしまう。野球本来の着こなし、精悍な顔つき、一点を集中する研ぎ澄ました眼、颯爽と走る姿、何もかもが絵になっている。すべてが大リーグを超えている。こんな時代に彼の出現は、日本人にとってまさに時代の要請であろう。大和(大調和)の国、日本男児が混乱の世界を救うときが来た。さて本日のキューバ戦はいかに!!乞うご期待・・・続く