『Crawlspace（クロールスペース）』（1986）拝見

家主がクラキン様！？

デヴィッド・シュモーラー監督作品、アメリカ、80分

クラウス・キンスキー様、タリア・バルサム様、バーバラ・ウィナリー様、

サリー・ブラウン様、ジャック・ヘラー様他

女性にしか部屋を貸さない、アパートの家主、カール・ギュンター。

屋根裏の通風孔？は迷路のように繋がっていて、

彼は、そこを這いまわり、女性たちの部屋をのぞく。江戸川乱歩か！？

まあ、そもそも、あんな怪しげな大家さんが住んでるアパート。

借りるなよ、女の一人暮らしで？

と、クラキン様が大家ってだけで思ってしまいます。

彼女たちに関わった男や、ギュンターにとって都合の悪い相手は、

それで死体はどうしたん？というほど、次々殺される。

残されたのは、指輪をした指とか、眼球とかのホルマリン漬け。

なにやらやらかす度に、ロシアンルーレットするギュンターだが、

毎度、発砲されることなく「よしよし」って。

ナチスのフィルムを流し陶然とするギュンター。

変な化粧まで始める。

ま、一応、逆襲にでた女子が勝ち、悪は滅びる結末ですけどね。

クラキン様の名前だけで、観客動員出来るから、と、

監督以下、スタッフの皆さま、耐え忍んだようですが、

やはり、ここでも、当然、悪態つきまくりで暴れたそうで。

「スタート」とか「カット」とか言われるのも嫌だと、

がなり続けてらっしゃる、特典映像、本編より価値あり？

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