夜なき夜126・「ロシアより愛をこめて」 | 時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

ここにマット・モンロー様の唄われる主題歌が入れたい


♪ふろむ ろしあ~ うぃず ら~ぶ うんちゃらかんちゃら♪

その後、♪ずんんちゃちゃかちゃ ずんちゃかちゃ~ららら ずんちゃかちゃ~・・・♪

ああ、あれも、子供の時の、洋画劇場もので拝見したなあ・・・ 

先日、「ミッション:インポッシブル」について書いたら、あ~覚えてないなあ、と、

1から3まで、続けて見てみました。やはり、1と2がアクション以外も面白かった。


それで記憶から浮かんで来たのかな?

もしかしたら、スパイもので、始めて拝見した映画。Ian Fleming(イアン・フレミング)監督作品、

「From Russia with Love(007 ロシアより愛をこめて)」(1963年)

「ドクター・ノオ」に続く、007シリーズ2作目。



この、まず秘書に絡むっての、いつ頃からの定番なんですかねえ。

スクリューボールコメディでも、たいていやっる気が???





Sean Connery(ショーン・コネリー)様(現在84歳)、記憶していたよりお若いっ!?

魔の周りが、岡田茉莉子様のような濃さのイメージで、 

既にむんむんでらっしゃったかと思ったら、意外と青年。

↓ 「むんむん」ではあるけれど。




ミス・ローマご出身、Daniela Bianchi(ダニエラ・ビアンキ)様がボンドガールに。

初代は、言わずと知れた白い水着のUrsula Andress(ウルスラ・アンドレス)様。



刺客役にRobert Shaw(ロバート・ショウ)様。 

若過ぎるし、ブロンドだし、一見わからないわ。 




監督、手とり足とり。 先日拝見しました「M:I-2(ミッション:インポッシブル2)」のっけの場面、

この場面へのオマージュでしたか・・・(3までだと、やはり、2が一番好きでした。監督のせいね)





そういえば、最近、通勤経路に、週末、ベリーダンスしてるお店が。

時間帯がちょうど重なるのか、道からも、色っぽいお姉さん達が拝見出来ます。 



確かこの映画だった筈・・・と、子供の頃のお気に入り場面、探しました。

看板の、女性の口の所から、暗殺者が出てくるのを撃つ場面。どきどきしました。






広報用のビアンキ様の黒ストッキングに拳銃、かっこいい。

そういやあ、M:I-3で、超スリットのドレスで、そこから拳銃抜き取ってぶっ放した、

李 美琪(マギー・Q)様、かっこよかったなあ。チャーミングで。 



オリエント急行では、ノーブルなお色気、ビアンキ様。 




それにしても、ラストの盛り上がりのイメージばかり強かった、 

スペクターNo.3!!!Lotte Lenya(ロッテ・レーニャ)様、記憶より、ご出演場面多し?

このお方目当てで再見したくなりました。録画、あったかなあ。

で、これを観たら、今度は、「オースティン・パワーズ」が観たくなると思う?しり取りか???




ビン底眼鏡と言うことは、近眼設定?老眼じゃないのね。 

「つう」の吉永小百合様と樹木希林様は義理の母子役で、同い年だったなあ・・・

魔物、吉永小百合様。と、つい調べてみてしまったら、こちらのお二人は40以上離れてらした。


ビアンキ様、22歳ですと。あちらの整った美女は老けて見えますからねえ。





スペクターNo.3、この生真面目な捨て身っぷりが素晴らしい。 




007ですっ!のアクションや、スパイ小道具も、既に楽しさ満載。 



小道具といえば、電話。昔の定番型の電話も白が出て来ちゃうあたり、お洒落さん。 


スタンダード、黒も出ます。 

昔、日本の事務所とかにあった、モスグリーンみたいなの、あれは、海外はどうなんだろう?


ロバート・ショー様も働きます。  





聞き出さないこといけないことがあるのか、油断するのか、  

必ず、無駄口叩いてる間に形勢逆転しちゃいますよね。

悪役も、主役も、さっさと死んじゃったら話にならないから。



そして、名場面、ボンドのホテルの部屋に現れる、スペクターNo.3!

高級ホテルで、お酌様在室中に、お掃除に入って来ちゃいます。 





青二才相手に負けるものか!の「ふんがっ」顔が堪りません。 



しかし、「恋しちゃったのよ」の女は強し。 

「鳥」のティッピ・ヘドレン様のようなご衣裳のビアンキ様も、エレガントで素敵です。


はい、めでたしめでたし。

昔は、アクションもの大作でも、2時間越はあまりなかった。

最近は、映画がやたらと長くなって、おばさん、ちょっとしんどい時があります。




さすがミス・ローマ!乙女22、花の盛り。



ラスト、ヴェネツィアで運河をクルーズするお二人、「ため息橋」の下でちゅう。 

・・・ですが、素晴らしいまでの合成画面。今なら、ロケされるところでしょうけど・・・

ロシアから愛を懐いて 君の元へ飛んで行くよ
君に別れを告げた時よりも 遥かに賢い選択だろう?

学ぶ為に 世界を旅してきたんだ
愛を懐いて ロシアから帰らなければ
色んな風景を見て
人々の顔を見て 一瞬は 微笑むことが出来るよ

けれど 君は こんなにも僕を悩ませてしまう

僕の舌っ足らずと 青いプライドは
そんな想いの中でも 愛を伝えきれないだろう

ノーと返事することを恐れて
ロシアへ飛んで行ったけれど その時 すぐさま
前と同じように 君が好きな事を いきなり理解してしまった 
僕の奔走は 終わりに向かう

ロシアから愛を懐いて 君の元へ飛んで行くよ




なんて、スパイが囁いても、そんなほんの一瞬。

でも、いいのかな、若き日の、夢の想い出007???


おまけ:「You Only Live Twice(007は二度死ぬ)」(1967年)・・・のものらしい、にゃんこ写真。

     にゃんこが苦手なお方は飛ばして下さい~。動きます。










やっぱり、オースティンかと思っちゃった。Donald Pleasence(ドナルド・プレザンス)様、

「偉大な生涯の物語」(1965年)「ミクロの決死圏」(1966年)、「将軍たちの夜」(1967年)

1991年には「ウディ・アレンの影と霧」にご出演。1995年、亡くなるまで現役でらした。



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