リバウンドのメカニズムを理解しよう! Vol 1
無理なダイエットを何度も繰り返していると、どんどん痩せにくい体質となり、リバウンドしやすくなります。
キーワードは、レプチン 、ホメオスタシス 、停滞期 、1ヶ月の減量ペース などです。
今回は レプチン ~満腹ホルモン~ ついてお勉強!
レプチンはお腹がいっぱいになった事を脳に伝えるホルモンです。
脂肪細胞から分泌されて脳の視床下部にある満腹中枢を刺激し、食べるのをやめてエネルギーを消費するように指令を出します。
つまり食欲を抑え、基礎代謝 を上げる指令を出すホルモンです。
そのため通称「満腹ホルモン」、「痩せホルモン」などと呼ばれています。
早喰い、ドカ喰いはご法度!
レプチン の分泌は、食べてから20~30分後に始まります。
早喰いでは、レプチンが分泌される間もなく食べてしまうので、食欲が抑制されずに食べ過ぎてしまいます。
また、ドカ喰いなどでレプチン
の働き以上にエネルギーを摂取してしまうと、“勝手にどうぞ!”とさすがのレプチンもお手上げ状態になり、体脂肪のコントロールができません。
そして、レプチン
は睡眠中にも増えるといわれているので、しっかり睡眠をとることも必要になってきます。
長時間起きていると、空腹を感じるホルモン、グレリンが分泌され、やせるホルモン、レプチン
は効かない状態にロックされます。
この結果、睡眠不足の体は、食欲を抑えきれなくなって食べすぎにつながります。
また、我慢して食欲を抑えて食べたつもりでも、エネルギー代謝が低くなるためにエネルギーは体内にたまる一方。
だから、夜ふかしはダイエットの大敵です。
どーりでコタツ生活を始めた途端に、さほど食べてもいないのに体重が増えると思ったら、コイツのせいだったんだ!
次回も乞うご期待!