第2話「イルカに導かれて、旅がはじまった」
自然との対話を紡ぐ旅人、人見道夫です。
第1話を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
いよいよ、旅が動きはじめます。
今回の第2話は、
ある一本の映画との出会いから、
人生の舵を切るような“直感”に導かれ、
ぼくが旅に出るまでの物語です。
物語のあとには、
実際に「海」と出会える今夏の旅も紹介しています。
どこか心がざわつくような時、
自分の中の“静かな声”に耳をすませてみてください。
第2話「イルカに導かれて、旅がはじまった」
あの春の夕暮れ、
風に揺れる草に心を動かされてから、
少しずつ僕の中の“何か”が目を覚まし始めていました。
まだどこか夢の中のようで、
どこへ向かうのかもわからなかったけれど、
心の奥に微かに灯った“声”は消えずに残っていました。
そんなある晩、ふとつけた深夜テレビで、一本の映画に出会いました。
『グラン・ブルー』──ジャック・マイヨールという男の物語。
それまでは、どんな映画を観ても心は動かなかったのに、この作品だけは違いました。
海とひとつになるように泳ぐ姿、イルカたちと心を通わせる彼の姿に、なぜか心を掴まれました。
映画が終わっても、イルカの姿が頭から離れませんでした。
それから数日後
ふらりと入った地元の小さな本屋で、一冊の本に目がとまりました。
『イルカと海へ還る日』──ジャック・マイヨール著
あの映画の主人公は実在していたのです。
ページをめくると、彼は本の中でも、まるで呼吸を合わせるように、イルカたちと心を通わせていました。
そして、カリブ海の「タークス&ケイコス諸島」で、野生のイルカと泳いだと綴っていました。
“行きたい”というより、“行かなければ”という感覚でした。
頭ではなく、身体の奥から突き動かされるような、そんな衝動。
あの草のささやきと同じように、今度は海の声が僕を呼んでいました。
でも、1994年のあの頃、今のようにネットで情報を探せる時代ではありません。
本に書かれたその島の情報は、どこにも見つかりませんでした。
気がつけば、僕は本の出版社に電話をかけていました。普段なら考えられない行動でした。
しかし、出版社の人も、その島には行ったことがないとのこと。
旅行会社に勤めていた知人に相談しても、「聞いたことがない」と言われました。
でも、彼女は親切に、別の詳しい旅行社を紹介してくれました。
紹介された旅行社でも、誰ひとりその島を訪れたことはありませんでした。
パンフレットも地図もなく、手元にあるのは、ジャックの本に書かれたほんの少しの情報だけ。
それでも、迷いはありませんでした。
エアチケットと初日のホテルだけ予約して、僕はその島へと旅立つことにしました。
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あなたは、“呼ばれる”ように動いたことはありますか?
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