「バセドウ病のこと①」の続き
高校を卒業し、働きながら通院して
メルカゾールを処方してもらっていたはず
「妊娠出産のことを考えて35歳くらいまでなら手術を勧める」
とのことで手術することに決めた
通院していてどのタイミングで手術を勧められたのかは覚えていない
就職して2年目
1988年5月
手術(局所麻酔)
甲状腺左右両側を少しずつ切除
↑(自分では正面から写真撮れなかった)
現在の手術の傷跡
40cmのネックレスで隠れる感じ
手術室まで自分で移動
手術室のドアが開いた
同じ部屋に手術台が2台あった
私は左側の手術台
右側に患者さんがいたかどうかはわからない
記憶の中では、右側と同時進行していたような・・・
これはちょっと定かではない
台に寝て、上半身裸にされる
19歳の乙女だったので、胸があらわになるのが恥ずかしかった
今なんて垂れてるし、お腹の脂肪と変わらない
顔を覆われ何も見えない
首にグサグサ何本も刺されたけど痛くはない
血らしき物がタラ~と流れる感覚があった
電気メスで切られ、首の皮をベロ~ンとめくられてる感じ
ジュッと肉を切る音や匂い
つばを飲み込もうとするが飲み込みにくい
局所麻酔なので何でもわかる
顔は覆われているので見えない怖さはあった
手術が終わり、部屋に運ばれる
当時、手術後にお世話をしてくれるおばさんを雇うことになっていた
手術後は寝たきり
寝たままでオシッコをするが、力を入れると首が痛い
どうしてもオシッコできなくて、看護師さんに管を入れてもらった
私は2人部屋に入院
大部屋にいる同じくらいの年の子と仲良くなった
主治医が比較的かっこよく、2人でキャーキャー言ってた
いつもその子の大部屋に行っていたので
放送で「いるちるさん部屋へ戻って下さい」と怒られてた
若かったから色々怖さを知らない
この手術の経験を楽しめていたって感じ
今の年齢では局所麻酔でのこの手術は出来ないかも
若いって素晴らしい