胸の肌に形成されたボコボコたちを穴の開くほど眺めている毎日ですが、
相変わらず日々変容しています。
がんもそれぞれ違うものだから
快くなるステップの見本もないし、この変容がどこへ向かっているのか目が離せません。
当然眺めているだけではなく、あちこち触るんですけど、
先生はうんうんと話を効いた後で「あんまり触らないでね」と言います。非常にデリケートなのです。
でも、触るのだ。
硬さとか確かめたいから。
それが悪いのか、お風呂上がりの拭き方が乱暴なのか血が出てボロボロになってきました。
あるいは乾燥が進んでるからだろうか。

そして、ここのところ、ほんのり匂いがすることが気になり始めました。ちょっとクリーミーな。
赤ちゃんの頭の匂いみたいな。
まずいかも。
原因究明のため、しつこく触ってたら、見つけましたよ。
乳房の下の肉が重なる部分の皮膚が腐ってるみたいになってて、剥がれて取れました。この匂いだ。凹んだ所の皮膚がくっついて乾燥しにくくてこうなったのかな。幸い剥がれた皮膚の下にも皮膚はあったのですが、傷はあるようで滲出液が出てきます。
しかも色付き。
本来は無理に取っちゃいけないのかもしれないけど、しなしなだし、きれいに取っちゃった。痛いよ。
でも気づかなかったら大変だったと思います。
こうして勝手にいろんなことして、先生はまた困惑するんだろうな。

この後2日ほどで液は治りました。
ほっ。
この調子であちこちの硬くなった皮膚がペラペラ剥がれて元の肌色の胸が出てくるといいな。


久しぶりにパンケーキのおやつ


夜は海ブドウでしっかり抗がん