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(これは2020年の記事です)


不倫発覚という爆弾が落ちても、
私がずっと、
それまでのやり方を変えられないでいたせいで、
ついに相手の女性が、
2つ目の爆弾のスイッチを押してくれました。
ドドーン爆弾と。

夫の送った、
「夫の言い分」と「私の言い分」、
2つのLINEを受け取って、
彼女は、

「すみません....
そんなつもりじゃ。。。
すみません。
すみません。
すみません・・・」

「あった事実を伝え、私が会社をやめます」

「それではどうでしょうか」

「私はどうしようもない人間でした。
すみません。」

「子供を失いたくないばかりに・・・
また人を傷つけてしまいロクデモナイ人間です。
すみません。
すみません。。。
すみません。」

「本当にすみません」

「本当に。。」

「会社を今月末で辞めます」

というLINEを立て続けに送ってきました。
(↑これでも省略しています)

やっと反省してくれたか・・・

とは
またもや全く思えませんでしたチーン

自分を弱く見せることで、
それまで夫と築いてきたような関係のまま、
夫に守ってもらえると思っていたのでしょう。

加えて、
「事実を伝えて会社を辞める」と言うことで、
夫に恐怖心を抱かせ、
コントロール出来ると思っていたのでしょう。

「あなたはそんな人じゃないよ」
「俺が何とかするから」
夫がそう言ってくれることを目的に
駆け引きをしていたのでしょう。

ところが夫は、もう目が覚めてきました。
お花畑にいた頃は、
綺麗に見えていたはずの彼女が、
こんな姿だったのかと気がついてしまったのです。

夫よ。
自分がどこにいたのか、
ちゃんと見ればいい。
一体あなたは、
どんな場所で、
どんな人と、
何をしていたのか。
ちゃんとその目で。

夫がLINEを送ります。

「俺が考えていたこと。

どんな理由をつけても、
人が想像し、噂することは免れない。

そしてその噂は消えない。

それはバレることと同様なのでは。

いくら考えてもこれに辿り着きます。

伊織は、
辞めるのに事実を伝える必要はありません。
それは誰にとっても得はない。
と言っています。

俺もそう思います。」

「はい。
すみません・・・・。
そうですよね・・・・。

会社に同じ事案では働かないことを
どう伝えるのか。。。
答えが見つかりません。

同じ事案で働くことはナシにしても、
会社で会ってしまうし、

やはり
私が会社を辞める。
その案はどうでしょうか?」

もはや、彼女が何を言ってるのか
私にはわからなくなってきましたチーンもやもや

さっき「会社を辞めます」と言ったのは
何だったのでしょう?

どうやら、
蜜月を交わしたはずの夫にもわからないようです。

「すみません。

会社を今月末で辞めます。

と先ほど言っていたから。
もうそう決心したのだと思っていました。

あなたがそう決めたのであれば異存はありません。

その結果、俺だけが会社に残ることになり
申し訳ありません。
しかし、伊織への償いを考えれば、
俺は辞めることができません。

同じ会社で顔を合わせることに関しては、
伊織は最初から仕方がないと
認めてくれています。
伊織は【同じ事案では働かない】だけを
守って下さいと言ってくれています。

あなたの、会社にバレてはマズいという事情があります。
辞めるのは会社にバレないため。
だから、辞めるのに
事実を話す必要はないですよ」

ここで彼女からのLINEは途絶えました。

おそらく、彼女の策略が
もう通用しないと悟ったのでしょう。

「策略」と言っても、
彼女も無意識にやっているのかもしれません。
私が無意識に、
ずっと怒ることを避けていたように。

これが、多分、
彼女のスタンダードな生き方なのでしょう。

それをどうこう言う権利は、
残念ながら、私にはないのです。

こういう女性と、こういう場面で
関わらざるを得なくなったこと、
これを怒りだけで終わらせるのか、
それとも自分の学びに変えるのか、
これもまた、私の人生の分岐点なのでしょう。

内側に何があるのかは、
言葉以上に、
そして自分が思っている以上に、
他人に伝わってしまうのですね。

私の内側にあるもの、
ちゃんと整えていきたいです。

未だに感じ続けている、この怒りを、
私は昇華させたい。

この件を振り返ってみて、
今の私が痛感したことです。
ブログに記すことで、省みることが出来ました。

読んで頂きありがとうございました。



(これは2020年の記事です)


伊織