先代ハイゼットカーゴにオーバーヘッドシェルフを装着すべく、現物合わせをしながらこつこつ自作。(製作過程は過去記事参照)そしてようやく完成。
装着前。ハイルーフなので頭上空間が無駄に広大。
装着後。運転席側には車検証などの書類、折りたたみ傘、懐中電灯など、助手席側には地図を収納。真ん中はティッシュボックス。ティッシュは優しく取り出さないと行けない。取り付け中にサブウーファーを、とも思って載せてみたが配線が短かったので元々置いてあったリアシート下に戻した。
ダイソーの突っ張り棒をぶった切って組み込んだのはいいが、いざカーテンを通したら板との隙間が小さく、動きがやや鈍い。もっとも頻繁に開閉するものではないし、横Gがかかった際スライドしてしまうこともないのでこれでよし。
前が傾斜しているので四角い大きなものは入らない。が、これだけでも大きな違い。1BOX車は荷室空間は最も広いのは見ての通りだが、収納場所は意外と少ない。まともなのは助手席前のコンソールボックスくらい。しかし車検証などを入れてしまうとあまり使い物にならない。ここが通常空っぽになったというのが最大の成果かもしれない。とても便利になった。
圧迫感はあまりない。前車のクーペのことを思えば。逆にタイトなほうが好みではある。
運転中地図を取り出すのも難なくできた。手を若干後ろにまわす感じなので使い勝手がいいというわけではないが、このあたりが収納スペースと強度との妥協点だった。
車体を加工することなく、できるだけ少ない予算で最低限の質感でという条件の下、まずまずの出来映え。
FRPで複雑曲面のベースを造って革張りにすることも技術的には可能だが、軽自動車のバンには似合わない。とは言え、軽バンにレカロシート…などと奇異な目で見られることもしばしば。
ともかく、前年はレカロシート移植とレザークラフトによるステアリングとシフトノブ、コンソール周りの革張り(※過去ブログ参照)だったのが、今年はまずはフロントシェルフを。次はBBSの鍛造アルミかな。
伊達や酔狂でやっているわけではないのですよ。
機能性利便性ありき。その上で質感素材感を考慮して雰囲気を損なわない配慮を、というのが基本。
あ、制作してる硯は全く逆だ…。
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