B36 ： Charity
Violet / Pink
わたしを愛してくれるのは誰？
わたしを満たしてくれるのは誰？
きっと、ずっと、探していたんだろうな。
わたしがわたしを拒絶していたときのこと。
わたしを嫌うのは誰？
わたしを傷つけるのは誰？
ホントに、ずっと、怖れていたんだろうな。
わたしがわたしを見ていなかったときのこと。
求めながら閉ざして。。。
閉ざしたまま求める。。。
そんな、器用で不器用なことしていた頃のこと。
傷つくことが、怖くって。
否定されることは、もっと怖くって。
嫌われることは、もっともっと怖くって。
でも本当はね。。。
一番わたしを否定していたのは、わたし。
一番わたしを傷つけていたのも、わたし。
嫌われるって、哀しいでしょう？
無視されるって、辛いでしょう？
なのに、
わたしを嫌って、無視してきたのはわたし。
外側の誰かに好かれたくって、
ずっと、わたしがわたしを無視してきた。
自分の心の声も、身体の叫びも、全部無視してきた。
たぶん、無視していることすら、氣づかなかった。
ごめんね、わたし
そして今、
わたしとわたしが歩き始めた、旅の途中。
始まった道のりは、
どこへ続いているのか知らないけれど。
否定したくなる「わたし」に氣づくだけ。
無視してしまう「わたし」に氣づくだけ。
わたしがわたしに氣づいていく
わたしとわたしで築いていく旅。
わたしがひとつに戻る旅。