30-15IFT 〜実施方法〜 | 芝浦田町スポーツ整骨院はり治療院・新浦安しんもり整骨院はり治療院ブログ

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代表は元サッカー日本代表の中村俊輔選手のトレーナー。スポーツのケガ・腰痛・肩こり・手足のしびれなど、プロアスリートへの施術を皆様にお届けしています。

30-15IFTとは

このテストは、30秒間のシャトルランと15秒間の受動的な休憩を繰り返す形式で行われます。

ランニングは最初の30秒間は低速(8 km/h)で開始し、その後各シャトルごとに0.5 km/hずつ速度が上がっていきます。

テストの最終ステージで達成した速度がVIFTとして記録されます。このVIFTは、単純にテスト結果として利用するだけでなく、トレーニング強度を設定するためにも活用できます。

スポーツ選手の有酸素性能力、無酸素性能力、回復能力、疲労耐性を評価するテスト。特に高強度インターバル運動が多いスポーツ(サッカー、ラグビー、バスケットボールなど)に最適です。

有酸素性能力(持久力・心肺機能)

無酸素性能力(スプリント力・乳酸耐性)

回復能力(ATP再合成・酸素負債補填)

疲労耐性(繰り返し運動の持久力)


○特徴

・実際の試合負荷に近い条件で選手を評価可能

・科学的データに基づき個別のトレーニング計画を設計

・チームや競技間のフィットネスレベルを比較できる


○実施方法

①コース設定

40mまたは28mの直線コースを設定します。(図を参照)

必要に応じて、ランニング終了後の安全な停止スペースを確保。

コースのA(0m)、B(20mまたは14m)、C(40mまたは28m)を示すため、1色のコーンを使用し、各端から3m内の地点を示すためには別の色のコーンを使用します。


②アプリのセット

スマートフォンに30-15 IFTアプリを設定し、テストを受ける選手全員に聞こえる音量に調整してください。


アプリをダウンロード

 iOS 30-15 IFT(Myorobie Buchheit) 

https://apps.apple.com/jp/app/30-15-ift/id1411515004

Android  

https://30-15ift.com


テストの実施方法

1.選手をA地点に整列

2.アプリのスタートボタンを押し、最初のビープ音が鳴ったら(通常はアプリの音声ガイドの後)、選手はB地点とC地点に向かって走り始めまる。次のビープ音では、選手は約20m(または14m)の地点(B地点)に到達している必要がある。さらにその次のビープ音までに、選手は40m(または28m)の端から3m以内のエリア(理想的にはC地点)に到達する必要があります。

3.その後、選手は方向を変え、A地点に向かって走ります。このパターンを30秒間のランニングステージの間繰り返します(ステージの終了はアプリの別のビープ音で通知される)

  1. 受動的休憩

30秒のランニングステージ終了後、選手は次のマーク(A、B、またはC)に向かって歩きながら15秒間の休憩を取る。

  1. 次のランニングステージ

選手がちょうどマーク上にいる場合、次のステージが始まるまでその場で待機

各ステージごとにランニングのペースは0.5 km/hずつ上昇するため、選手は以下のいずれかの条件でテストを終了する。

a)完全に疲労し、自ら停止する場合

b)3回連続でビープ音に間に合わず、3mエリア内に到達できない場合

6.結果の記録

テスト終了時に記録したその選手のランニング速度(km/h)をVIFTとして記録します。

選手のパフォーマンス向上に役立つ競技特異性の高いテストのため是非活用してみてください。


○測定結果を基にメニュー設定

達成した最後の段階の最大速度(VIFT)をテストのスコアとして記録し、これを基に評価する。

IFT30-15のテストが終わると下の画面が表示されます。

「send it to me」 をタップすると次の画面になり、名前・メールアドレスを入力するとメールでファイルが送られてくるため、開くと計算表が表示されます。



計算表を開く際にパスワードを求められたら 《myorobie》 と入力すると開くことができます。 計算表の%VIFTの🟥のところの数字を変えると自動的に下の表の数値が変更されます

30−15IFTを基にメニューを組む場合

例)テストの記録が16km/hの場合 強度85%

※上記図を参照

準備:30mの距離を設定(15mの地点でコーン置く)

距離:30m幅を1往復半と15mの計105m

強度:16km/h 85%

1セット:30秒間+15秒休息×8本 (休息はジョグかウォーキング)

セット間:2〜3分休息(歩行or停止)

セット数:1セット→1セットと4本→2セットのように徐々に増やす


⚪︎その他の例

例)16km/h 90%(走行距離112m)

準備:30mの距離を設定(8mの地点でコーン置く)

距離:30m幅を1往復半と22m

例)17km/h 90%(走行距離119m)

準備:30mの距離を設定(1mの地点でコーン置く)

距離:30m幅を1往復半と22m

例)18km/h 90%(走行距離122m)

準備:30mの距離を設定(2mの地点でコーン置く)

距離:30m幅を2往復と2m

例)19km/h 90%(走行距離129m)

準備:30mの距離を設定(9mの地点でコーン置く)

距離:30m幅を2往復と9m

例)20km/h 90%(走行距離136m)

準備:30mの距離を設定(16mの地点でコーン置く)

距離:30m幅を2往復と16m