〜腰痛と腸腰筋の関係〜 | 芝浦田町スポーツ整骨院はり治療院・新浦安しんもり整骨院はり治療院ブログ

芝浦田町スポーツ整骨院はり治療院・新浦安しんもり整骨院はり治療院ブログ

代表は元サッカー日本代表の中村俊輔選手のトレーナー。スポーツのケガ・腰痛・肩こり・手足のしびれなど、プロアスリートへの施術を皆様にお届けしています。

こんにちは。関澤です。


腰痛の原因は様々ですが、その一つとして腸腰筋やその周囲の筋肉の緊張が原因で起こる場合があります。


今回はその原因となる筋肉についてお話しします。

項目

・解剖
・特徴

・周囲の筋肉との位置関係 

・施術方法

・関連疾患 (変形性股関節症)




解剖

腸腰筋は

腸骨筋大腰筋(小腰筋)から構成される。


大腰筋

起始

浅層:T12L4椎体側面 

深層:T12L5 椎骨の横突起

停止:腸腰筋となって小転子へ

神経:腰神経叢の筋枝

作用:股関節屈曲 外旋 

  大腿骨頭を前から支えて安定性を高める



腸骨筋

起始:腸骨窩 

停止:腸腰筋となって小転子へ

腸腰筋の深層腱膜は関節包の前面に結合

神経:大腿神経 

作用:股関節屈曲 外旋 

  大腿骨頭を前から支えて安定性を高める


停止部付近


特徴

股関節の角度によって使われる部分が変化する

・腸骨筋

股関節30° 屈曲位だと前部繊維が有意

90° 屈曲位だと均等 


・大腰筋

90° 屈曲位だと大腰筋の力が発揮しやすい



なぜか❓❓

腸腰筋腱と合わさらずに前部線維がそのまま小転子に停止しているため。

また、前部線維の方が停止部が遠位にあるため先に収縮する。



 💡大腿直筋は屈曲角度が深いほど💡 筋力が発揮しにくい



周囲の筋肉との位置関係

腰方形筋の深層に大腰筋があり、

内側には多裂筋、浅層には腸肋筋が位置します。



施術方法

腸腰筋は腰部をリリースだけではなかなか緊張が取れないことが多いです。


当院ではハイボルトで周囲の筋肉も含めて緊張を取ったり、エコー下で鍼パルス療法を行います。患部に直接アプローチできるため、効果が期待できます。

また、腸腰筋のエクササイズを指導したところ筋緊張が緩和し、動作痛が改善したケースもありました。



関連疾患

腸腰筋は大腿骨頭を前方から支え、安定性を向上させる作用があります。

そのため、変形性股関節症(OA)の臼蓋形成不全が大きい症例では腸腰筋の筋力不足により安定性が欠如している可能性があります。


詳しくは下記のブログをご参照ください。



腰痛等でお困りの方、一度ご相談ください。



======================= 

腰痛や手足のしびれでお困りの方はこちらにご相談ください 

芝浦田町スポーツ整骨院はり治療院 HPはこちら

新浦安しんもり整骨院・はり治療院 入船院 HPはこちら

========================

超音波エコーに興味がある鍼灸・柔整初心者🔰や学生の皆様と繋がりたい

エコー下でこんな施術が出来るようになりませんか?

 .L4L5椎間関節の痛みを緩和したい場合どこに鍼をさしますか?

A.

L4脊髄神経後枝内側枝

L5横突起基部)

L4L5椎間関節

L3 脊髄神経後枝内側枝

L4横突起基部)

 

無料のコミュニティで一緒に情報交換しませんか?

・超音波エコーに興味がある

・現状の治療に不安がある

・将来が不安

・どんな勉強をしたらいかわからない

 

など、不安や悩みを共有して、前進して行けるコミュニティにしたいと思います。

実際に当院で働いている新人スタッフは、1年で超音波エコーを用いた施術が出来るようになりました。

まずは、1歩を踏み出したい方登録お願いします。

コミュニティスペースはこちらから

https://www.shinmori-medical.com/saiyou