1週間お休みいただいてすみませんでした
先週お知らせした3日後に電気が回復しました。
冷蔵庫の掃除が大変でしたが、何とかなりました。
私の辺りは断水しなかったので、救いでした。
お知らせした次の人には携帯があと10%になって、太陽光発電のある近所の家にお邪魔しました。
北海道地震で被害に遭われてる方も頑張ってください。
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「あれ?なんで私、自分の部屋にいるの?」
琴子は目を覚まし、自分の部屋だと気づくともそもそと布団から出てきた。
「あ、学校は!?今何時!?」
時計を見入る琴子。
「うそ!なんで1時なの?」
慌ててバタバタと階段を降りた。
下に行くと同じ制服の人がいた。
「だ、誰!?」
琴子は階段横にあった掃除機を手にした。
「起きたか?掃除機おろせよ。それがここまで介抱してあげた奴にする態度か?」
「か、介抱?」
「お前、学校と態度がまるきり違うな。」
学校での琴子は逃げてばかり。
だが今の琴子は直樹に立ち向かっている。
だが琴子の目は涙出いっぱいになってきた。
「おい、どうした?」
「な、なんでいるんですか?」
「お前が俺の上で爆睡しただろ。」
「そ、そんなことないです。私、今日起きたのが1時になっちゃって学校を無断で休んじゃって、連絡もしないで...」
そう言うと琴子は泣き崩れた。
「ほんと、お前がわからないよ。泣いてばっかりだけど、さっきは人が変わったような面してさ。」
(「……私も…わからなくて戸惑っているのに」)
「え?」
「え?」
琴子は知らぬ間に心の声が漏れていた。
琴子は人とこんなに話したのは久しぶりで、自分の本心を聞かせてしまったことに戸惑った。
そして2階の自室にダッシュ。
「……なんだあいつ。」
直樹は流石に自分もお腹がすいできたので、ノートのことと自分の電話番号を書き置きして、相原家を出た。
直樹が家を出たから30分ほどした。
オロオロと誰もいないことを確認しながら下に降りていく。
考え事が尽きない琴子。
(どういうこと?あの人知らない。でも同じ制服だったし…私を介抱した?悪い人じゃなさそうだけど…)
pururururu……
pururururu……
「もしもし、相原です。」
『斗南高校1年C組担任の白石です。琴子さんですか?』
「はい、先生、今日は連絡もなく休んでしまって申し訳ありません。」
『いえ、A組の渡辺くんから、体調不良で帰ったと聞きましたので。それに、朝礼は居ましたので、早退という形です。』
「はい?」
『ですが、今度からは、体調が悪くても、声くらいかけてくださいね。』
「は、はい。すみません。」
『体調はどうですか?』
「眠ったらスッキリしました。」
『それは良かったです。今日のお知らせは……』
「はい、はい。ありがとうございます。失礼します。」
カチャ
琴子はため息をついた。
「どういうことなんだろう…私今日、学校行けてないのい…渡辺くんって誰?もしかしてさっきの人?」