おはようございます。
過食症があってもなくてもあなたは100点！
過食症専門カウンセラー 安藤静希です。
※2021年3月の記事の再アップです
白黒思考強めな私たちは、
好きな人のすべてを好きにならなきゃ
仲良しな人ならすべてを肯定しなきゃ
家族なら同じ気持ちでいなきゃ
そんなふうに【無意識に】思ってて
人間関係が苦しくなることが
あるように思います。
例えば、仲良くしてる友だちに
自分とは【合わない部分】があって
ちょっと心はざわついてるけど
そのざわざわをなかったことにしてたり、
嫌だっていう感情が出てくると
そんな感情を抱いてしまう
自分のことを責めていたり。
これがじわじわと
しんどいのですよね。
結構エネルギー消耗するなと
思うのです。
でも無意識だから
エネルギー使ってることにも
自分では気づかなくて
「なんか知らんけど
人付き合い
すごいしんどいんですけど」
みたいなことになったりする。
ここで少し私のお話を
させてくださいね。
もう１５年くらい前のこと
なんですけど、
私がすごく信頼していて、
お世話にもなっていて、
私のことをすごく気にかけて
くれる人がいました。
その人には
私とは感覚が違う部分も
かなりあって、
私が苦手とすることを
「やらなきゃだめだ」って
叱られることがよくあったんです。
信頼してる人だから
言うこと聞かなきゃいけない。
でも私にはできない。
そうしたくない。
しんどい。
そんなとき、
自分にも相手にも腹が立って
すごく苦しかったんです。
で、そのことを
共通の知り合いに話したら
「あの人、そういうところあるよな。
そういうとこは私も苦手やわ。」
って、さらりと言ったんです。
これが私には目から鱗で、
「そういうとこ【は】苦手」
それ、ありなんだ！
って思ったのです。
好きな人
尊敬する人
信頼する人
に、【苦手な部分】がある。
それで、いいんだ♡
全てを好きにならなくてもいいんだ～
って、すごく楽になったんです。
真っ白にしなくても、
真っ黒になろうとしなくても、
白も黒もグレーも
同時に存在してていい。
そんなあいまいな、
宙ぶらりんな、
マーブルな感じをOKにできると、
人間関係はかなり楽になりました。
このマーブル模様の
色と色の境い目が、
自分と相手との間の境界線。
この境界線があいまいなときは、
自分以外の人のことで悩んだり、
誰かが機嫌を損ねると
自分まで気分がものすごく落ちたり、
自分の行動が「正しい」かどうか
すごく気になったり、
っていうことが起きやすかったです。
特にあいまいになりやすいのが
「母と子」じゃないかな。
母親の機嫌が悪いと
引っ張られるような感覚に
苦しんでおられた
あるクライアントさまは、
お母さまとの境界線が
引けるようになってきて
こんなことをおっしゃっていましたよ＾＾
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驚きなんですが、母の気分が移って
辛くなることがなくなってきたんです。
母がため息ついてることすら、
あまり気づかなくなっています。
顔色を伺ってご機嫌取りをする
必要もないので、
言い争いも最近してません。
びっくりな変化で、
お礼をお伝えしたくなって、
またメールしてしまいました。
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カウンセリング当初は
家の中の雰囲気が悪くなることを
すごく気にされていたんですが、
お母さまの気分に左右されなくなって
過ごしやすくなられたご様子＾＾
母と子の間は、
境界線が曖昧になりがちですね。
もともと、同じ体の中に
いたんですもんね。
でもね、母と子も、別人格。
違う人間だから、
同じ色になるわけはないのですね。
そのことが体感として分かって、
違いを許せるようになると、
めちゃくちゃ楽になるんですねー！
白も、黒も、グレーも、
同時にあるあいまいさ、
はじめは心地悪いんだけど
慣れてくるとむしろ
すごく快適です♡
母と子の境界線というのは、
過食症卒業のテーマでもあると
私は思ってます。
はじめは、
相手と自分の間に「線を引く」
っていうイメージだけでもいいので
意識してみてくださいね。
貴重な体験のシェアをいただいたKさま、
ありがとうございます！！
それではまた＾＾
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