9月6日に起こった地震について
現地のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
■自分の兄弟が被災
私の兄もむかわ町に住んでおり
実は当日の日中、安否確認のため
TwitterやFacebookにて呼びかけしました。
ありがたいことに
同地区におられた方に
無事であることの
情報をいただき本当に助かりました。
8日の夜、メッセンジャーにて
本人から連絡が入りました。
話には聞いていましたが
いざという時はSNSが強いですね。
■不安
私自身も北海道に住んでいる頃浦河沖、
東京では東日本での震災を体験していますが
どちらとも震度5強、大きいには大きいですが
倒壊まで恐れのある震度の経験はありません。
それでもとても不安でしたし
この先その震災がトリガー(引き金)になり
居住区のところにも
大きな地震が来るのではないだろうか?
などという不安も大きかったです。
少し揺れの大きかったところの方は
お話していてそういった不安を
持たれている方がたくさんいらっしゃいます。
震源地にほど近い方は家屋の倒壊や
家族の避難など普通でさえ心労です。
■幾度となく来る警報
そこに何度となくくる余震。
「大きい地震が来る可能性があります。
警戒していてください」
気の抜けない気象庁からの
注意喚起でさらに不安が増大。
早く通常に戻りたいという気持ちと裏腹に
そういった不安要素を常に抱えて
生活を送ることになります。
■不安に付け込む人たち
そういった不安要素を抱えている時に
流行ると言われているのが
占い、ギャンブル、予言(スピリチュアル)、
クスリや詐欺行為などです。
心のスキマ産業というと
語弊があるかもしれませんが
もう見たくない現実から逃避したいと
思っている深層心理から
騙されやすい状況が作り出されます。
■回避するには
地域の自助と共助により
しっかりしたコミュニティがあれば
かなりの確率で回避できることが知られています。
■わらわら出てくる予言者たち
東日本の時もそうでしたが
こういう時に、地震が起こるのが当たった!
すごい!あの人のいうことは間違いない!
などという予言者がたくさん出てきます。
日本は地震大国です。
正直言うとある程度アバウトに言っても
当たる確率は高い。
しかもネットを開けば地震の研究をしている
大学や研究者たちの発信も見ることができ
かなりの確率で当てることができます。
たとえば、
「今度は東北か北海道で大きな地震が・・・」
→東日本大震災後すでに言われています。
「新月なので大きい地震が予想されます」
→気象庁からも大きい揺れが予想されることが
報道されています。月の満ち欠けや太陽フレアが
関係しているのではないかと言われていますが
そういった観点からのお話ではなさそうです。
日にちが当たらなかったときは
ここから「2~3日をみてください」
→何度も言いますが
すでに気象庁から気をつけるように
発表されている範囲内ですよ。
すでに後出しジャンケンです。
■私も予言できる!?
私自身は東日本大震災の前
2週間くらい前からカラダがだるくなり
本震の5日前くらいはほとんど寝ていました。
頭痛やだるさが尋常ではなかった。
当日はかなり以前から約束があり
友人宅で本震を迎えました。
家の近所だったこともあり
自転車で家に向かいました。
あの時は電柱が横に大きく揺れていて
たくさんの人が家の外に出ていたことを
鮮明に思い出します。
自転車を漕いでいて、
途中カラダが軽いことに気づきました。
地震を感じやすくなったのかも?と思った瞬間です。
その時からある程度大きな地震があるときは
感じるようになったことは間違いありません。
■煽り行為?
時折似たような経験をする方の投稿を
お見かけすることがあります。
プレートがズレを起こす時に発生する
磁場などが影響しやすいのかもしれません。
それは予言というより体感なので
かなりの確率で来ることはわかっています。
始めの頃はお友達に「知らせて!」と
頼まれて伝えたりしていました。
が、伝えられた人は有益と
思ってくれているのかもしれないけれど
不安を煽っているだけなんじゃないだろうか?
そう思うようになったので控えるようにしました。
なのでここ1年は体感があっても
家族に注意喚起する程度にしていました。
(隠していても体調が悪くなり
気が付かれてしまうため)
■地震は日本どこでも起こる可能性大!
不安な方々は現状は変わらないが
未来を変えたい、変わってほしい、
出来ればイヤなことは回避したいと思われています。
そこに付け込むかのような
エセ予言者がわらわら出てきます。
どうか、
今は予言がどうの言う人のことを
真に受けず今できる最善のことをしてください。
大事なことなのでもう一度言います。
大地震が起こる可能性はどこでもあります!
■断層が近くにないか確認せよ!
これは日本という国自体が
たくさんのプレートや断層があるからです。
予言でもなんでもなくそれが事実。
ようするに、どこで起こっても不思議ではない。
大学の研究では地層から
過去の地震が北海道のプレートが動いた後
関東、そして同時期くらいに南海トラフが
起こっているということも
東日本大震災以降発信されています。
と、いうことはです。
過去の地層の歴史からプレートの
動く順番が見えてくることによって
その近辺の断層が動くことは想定済ということです。
なので断層が近くにあるのか?
海沿いであるなら一番近くの高台はどこか?
山沿いなら地すべりの可能性のある土地ではないか?
避難場所はどこか?などをリサーチするほうが
どれだけ有効な手段であるかがわかるはずです。
日本全国の活断層マップ
■被災が怖い!という前にまずやっておくべきこと
マップと居住区を照らし合わせて
まずは
①地震の起こる前の備えは何が必要か。
②断層の近くならどういったことに気を配り
日頃の行動をしたら良いのか。
③海沿いなら1番近くの高台はどこか。
山沿いなら崩れる可能性はないのか。
④家族に高齢者がいる場合誰が避難をさせるのか。
⑤子供がいる場合
・学校にいる時間帯に天災が起こった時
避難場所はどこになるのか。
・遊びに出ている場合、
小・中学生は学区内という範囲がある程度
決まっているがいざというときの
避難場所を確認し合う。
・高校生は通学途中で震災の場合など
学校の対応を事前に知ること。
学校で震災の場合、どういった対応になり
帰宅までのシミュレーションをすることも必要。
ざっくりですが、行動に関しては
上記のようなことは
最低限知っておくことは本当に必要です。
■最後に!
もう一度言います。
大地震が起こる可能性はどこでもあります!
うわさに惑わされることなく
自分の意思で
きちんとした情報を得て
現実を見て行動してください。
防災士るるるがお送りしました。
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