出産はおひとりさまで⑱ | 筋膜リリース専門 りらっくすの森のブログ

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どこに行っても満足できなかった人のための筋膜リリースサロン、りらっくすの森です。カウンセリングを重視し、痛いから施術、ではなく、痛みの発生している根本を探り短期間での改善を目指しています。アスリートや芸能人、遠方のお客様が多いサロンオーナーのブログです。

病院に電話をし状態を話す。

すぐ近くだけれどタクシーを呼んだ。

入院セットが入ったボストンバッグを

持っての移動はつらすぎるから。

 

 

「お客さん、どちらまでになります?」

 

「○○病院までお願いできますか?」

 

「調子でも悪くなりました?」

 

「あ、陣痛が・・・」

 

「そうなんですね!それは急がないと!」

 

 

そうして到着すると

個人病院だったので自力で移動。

そして言われたのは

 

 

「あー、間隔がちょっとまだあるし

子宮口もまだだねぇ…。

もう陣痛の間隔がそうねぇ、

10分間隔になったら来てもらおうかな。

荷物はそのままでいいから自宅待機ね」

 

 

なんと、家に帰されてしまったゲッソリ

歩いても15分程度。

促進するために歩きで戻った。

 

 

家にいてもやることはないし、

15分置きに来る陣痛に

「まだダメですか?」と、電話するも

「ですから10分間隔になったら

来てくださいね」と、あっさり言われ・・・

 

 

結局、痛くて寝るに寝れず

外はチラチラ雪が舞っていた朝。

待ちに待った10分間隔に!

 

 

すぐに電話をして歩いて病院に向かう。

着くころには7分間隔になっていた。

 

 

そこから5時間くらい

かかったが無事に出産。

 

 

立ち合いたいとか言ってたのに

彼からは結局

なんの音沙汰もなかった。

 

 

初めて見る赤ちゃんは

ガッツ石松とはよく言ったもので

たしかにそうだな~とまじまじ笑1

 

 

彼はいっこうに姿を見せない。

看護師さんや先生も

不審に思っている様子。

 

 

そして入院費は

自分で用意した10万円は

前金(内金)として預けた。

(残金どうしよう…)

 

 

そんなことは素知らぬ顔で

退院前日にシラーっとやってきて

「産まれたんだねー」と。

 

 

そして「出産費いくらかな?」

 

 

赤ちゃん産まれたし病院だし

ちょっと強気になった私。

 

 

「あのさ、聞いて支払ってきてもらえない?」

そういうと「あ、あぁわかった」と。

(どうせ実家から借りたんだろうけど)

と内心はあきれていた。

 

 

けれど彼が父親として暴力夫から

立ち直ってくれるなら、と期待した。

 

 

そして退院の日の朝。

彼はにこやかに迎えに来た。

家に帰ると、驚くような豹変ぶり。

赤ちゃんに対してとても優しいのだ。

 

 

(もしかしてこのまま普通に暮らせる?)

 

 

 

 

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