独りのグルメ #3 ・九段下グラパレ前、三希房の「激辛!四川麻婆豆腐」 | IR担当者のつぶやき

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上場企業に勤務する公認会計士の、IR担当者として、また、一個人投資家としての私的な「つぶやき」です。

ときどきIR担当者的株式投資の視点も。

何だかすっかり激辛食レポ・ブログと化しておりますが、調子に乗ってもう少し続けます。

九段下はホテルグランドパレスの前に、三希房という四川料理店があります。
こちらは以前、大人の週末だか何だかの雑誌で知って、行ってみたことがあるお店です。

ランチメニューはこんな感じです。

セットと麺・ご飯ものメニューです。

基本のランチメニュー


こちらは日替わりメニュー。つゆそばか焼きそばにしてくれます。

限定25セットと書いてありますが、看板の麻婆豆腐セットはだいたいいつでも食べられます。
ここは迷わず、四川麻婆豆腐”激辛”ランチセットを注文します。

待つことしばし。

来ました、来ました。

じゃじゃーん。これが四川麻婆豆腐”激辛”ランチセットです(なぜか今でも税込1,050円のままが、ちょっと嬉しい)。

四川麻婆豆腐”激辛”ランチセット


麻婆がよく見えないって?
じゃぁアップで。

麻婆豆腐のアップ

例によって、辛めで注文しているので、画像中央よりやや左上の花椒が、少し多めになっています。
ベースの麻辣は、それ自体が辛くなっているようには思えなかったですが、私自身の辛さの許容量が上がってきている気もするので、一般の方はやっぱり辛いと思ってください。

豆腐は木綿です。
しかし、絹ごしのようななめらかさがあります。

辛いが、豆腐が甘く感じられるほど旨い豆腐です。

旨い、旨い。

大豆の旨さが、激辛の中のオアシスになっています。

うぉー、俺は今、麻婆豆腐の火の海の中で、旨い豆腐の滋味にしがみついて、何とか泳ぎ渡ろうとしている


頑張れ、豆腐


(はっ、いかんいかん、つい松重さんの世界に浸りこんでしまいました

そんなわけで、辛み好きの人は、ふっくらした唐辛子をかじり、しっかり丸々太った唐辛子の種をゴリゴリと噛み砕いて、口の中にしっかり辛さを充満させて楽しみましょう。

唐辛子自体は、辛さがしっかり油に移されているので、皮はそんなに辛くありません。
種を噛み潰さなければ、口から火を噴くこともないので、この寒い季節、ちゃんとお腹に唐辛子を収めて仕事に戻れば、夕方まで体の芯からぽっかぽかですよ~。

お好みに応じて、唐辛子の種で調節してください。

もちろん、辛さからの逃げ道も、いろいろ用意されています。

もう一度、上の定食の画像をよーく見てください。

刻んだザーサイ、いんげんの味噌和え、シューマイの甜麺醤。
さらに、玉子スープの中にコーンが隠れています。

山椒にしびれた口を、こうした名脇役たちに癒してもらうのも楽しい。

私的には、もう少し痺れてもいいかな。

一心不乱に麻婆豆腐に向き合っていたので、ふとカウンターを見ると、様々なワインの瓶がたくさん並んでいます。

丁寧に、一言ずつ味わいや香りの内容についてコメントしてあり、お値段も2,500~3,500円くらいのものが多いです。
四川料理とふくよかな味わいのワインを組み合わせると、楽しめるのかどうか。

うーん。

これは夜来てみないとわかりません。

豆腐の器は写真のとおり、結構深いのでたっぷり楽しめます。

器が結構深いよ

女性には、もしかしたら少し多いかもしれません。

画像では普通のどんぶりに見えますが、ご飯のお茶碗は小ぶりです。
辛さの避難場所として、ぱくぱくご飯を食べていると、あっという間に足りなくなります。

が、実はご飯はお代わりできます。
(明示的に書いてありませんが、拒否もされないのでOKなのでしょう。)

さすがにご飯2杯目いくと、ランチでもお腹パンパンです。

こちらの三希房さんは、坦坦麺もおいしいです。

坦々麺もおいしいのです


三希望の坦坦麺は、具と麺をちょうどよいバランスで箸でつかみ、口に運ぶと、レモングラスのような鼻に抜けるさわやかな草のかおりがします。
単に刺々しい辛さだけの坦坦麺ではありません。

またの機会に、こちらの担担麺をいただきに行こうと思います。

まだ書いていない坦坦/麻婆豆腐のお店もありますが、私の中では、麻婆・坦坦麺選手権のなかでは準優勝クラスの実力だと思っています。