九段下はホテルグランドパレスの前に、三希房という四川料理店があります。
こちらは以前、大人の週末だか何だかの雑誌で知って、行ってみたことがあるお店です。
ランチメニューはこんな感じです。
セットと麺・ご飯ものメニューです。
こちらは日替わりメニュー。つゆそばか焼きそばにしてくれます。
限定25セットと書いてありますが、看板の麻婆豆腐セットはだいたいいつでも食べられます。
ここは迷わず、四川麻婆豆腐”激辛”ランチセットを注文します。
待つことしばし。
来ました、来ました。
じゃじゃーん。これが四川麻婆豆腐”激辛”ランチセットです(なぜか今でも税込1,050円のままが、ちょっと嬉しい)。
麻婆がよく見えないって?
じゃぁアップで。
例によって、辛めで注文しているので、画像中央よりやや左上の花椒が、少し多めになっています。
ベースの麻辣は、それ自体が辛くなっているようには思えなかったですが、私自身の辛さの許容量が上がってきている気もするので、一般の方はやっぱり辛いと思ってください。
豆腐は木綿です。
しかし、絹ごしのようななめらかさがあります。
辛いが、豆腐が甘く感じられるほど旨い豆腐です。
旨い、旨い。
大豆の旨さが、激辛の中のオアシスになっています。
うぉー、俺は今、麻婆豆腐の火の海の中で、旨い豆腐の滋味にしがみついて、何とか泳ぎ渡ろうとしている
頑張れ、豆腐
(はっ、いかんいかん、つい松重さんの世界に浸りこんでしまいました)
そんなわけで、辛み好きの人は、ふっくらした唐辛子をかじり、しっかり丸々太った唐辛子の種をゴリゴリと噛み砕いて、口の中にしっかり辛さを充満させて楽しみましょう。
唐辛子自体は、辛さがしっかり油に移されているので、皮はそんなに辛くありません。
種を噛み潰さなければ、口から火を噴くこともないので、この寒い季節、ちゃんとお腹に唐辛子を収めて仕事に戻れば、夕方まで体の芯からぽっかぽかですよ~。
お好みに応じて、唐辛子の種で調節してください。
もちろん、辛さからの逃げ道も、いろいろ用意されています。
もう一度、上の定食の画像をよーく見てください。
もう一度、上の定食の画像をよーく見てください。
刻んだザーサイ、いんげんの味噌和え、シューマイの甜麺醤。
さらに、玉子スープの中にコーンが隠れています。
山椒にしびれた口を、こうした名脇役たちに癒してもらうのも楽しい。
さらに、玉子スープの中にコーンが隠れています。
山椒にしびれた口を、こうした名脇役たちに癒してもらうのも楽しい。
私的には、もう少し痺れてもいいかな。
一心不乱に麻婆豆腐に向き合っていたので、ふとカウンターを見ると、様々なワインの瓶がたくさん並んでいます。
丁寧に、一言ずつ味わいや香りの内容についてコメントしてあり、お値段も2,500~3,500円くらいのものが多いです。
四川料理とふくよかな味わいのワインを組み合わせると、楽しめるのかどうか。
うーん。
これは夜来てみないとわかりません。
丁寧に、一言ずつ味わいや香りの内容についてコメントしてあり、お値段も2,500~3,500円くらいのものが多いです。
四川料理とふくよかな味わいのワインを組み合わせると、楽しめるのかどうか。
うーん。
これは夜来てみないとわかりません。
豆腐の器は写真のとおり、結構深いのでたっぷり楽しめます。
女性には、もしかしたら少し多いかもしれません。
画像では普通のどんぶりに見えますが、ご飯のお茶碗は小ぶりです。
辛さの避難場所として、ぱくぱくご飯を食べていると、あっという間に足りなくなります。
が、実はご飯はお代わりできます。
(明示的に書いてありませんが、拒否もされないのでOKなのでしょう。)
さすがにご飯2杯目いくと、ランチでもお腹パンパンです。
こちらの三希房さんは、坦坦麺もおいしいです。
三希望の坦坦麺は、具と麺をちょうどよいバランスで箸でつかみ、口に運ぶと、レモングラスのような鼻に抜けるさわやかな草のかおりがします。
単に刺々しい辛さだけの坦坦麺ではありません。
またの機会に、こちらの担担麺をいただきに行こうと思います。
まだ書いていない坦坦/麻婆豆腐のお店もありますが、私の中では、麻婆・坦坦麺選手権のなかでは準優勝クラスの実力だと思っています。