新日本プロレスの真夏の祭典「G1 CLIMAX XXI ~THE INVINCIBLE FIGHTER~」8日目となる11日の東京・代々木競技場・第二体育館大会では、公式戦9試合が行われ、1800人を動員した。 メーンイベントでは02年&03年5月の東京ドーム大会で2年連続IWGPヘビー級王座を争った永田裕志と高山善廣が激突。すでに3敗と崖っぷちの永田がバックドロップで帝王・高山を撃破し、リング上で勝利のナガダンスを関東初披露した。 永田は開幕戦となった8.1福岡大会で現IWGPヘビー級王者の棚橋弘至を撃破し、ナガダンスで勝利の舞。しかし、開幕2連勝の後は苦しい戦いが続き、3敗と優勝ラインからはギリギリの位置まで後退。背水の陣で03年8月のG1公式戦以来実に8年ぶりとなる高山との大一番を迎えた。高山は2メートル近い長身からダイナミックなヒザ蹴りやチョップを繰り出すと、敬礼ポーズを決めながらの片足踏み付けフォールで挑発。しかし、永田はアンチエイジングの成果で得た肉体でこの猛攻に耐えると、白目式腕固めで高山を攻めたて、ハイキックをかわした直後に自身がハイキックを突き刺してバックドロップでフィニッシュ。首の皮一枚ながら優勝戦線に踏みとどまった。 振り付けを担当した世界的ダンスグループ・コンドルズのメンバーも観戦する前で勝利のナガダンスを舞い踊り、締めの敬礼ポーズをバッチリ決めた永田は「高山の蹴り、ヒザ、パンチ、投げ技、全部効いた。帝王も古くなったと思ったけど、意地を見せたな」とピークを過ぎてもなお衰えない高山の底力に敬意。現在単独首位の棚橋に直接対決で勝利していることから、わずかに決勝進出の可能性が残っていることで「ここからオレのサマードラマティックジャスティスシンデレラストーリーが始まる」と、「春男」から「夏男」へと、懐かしの大映ドラマ並に波乱万丈な物語が展開されていくことを予告した。 【関連記事】
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